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【皆で未来をつくる その13】

「事務従事者」の中の「事務用機器操作員」の中の「パーソナルコンピュータ操作員」の定義

C 事務従事者
一般に課長(課長相当職を含む)以上の職務にあるものの監督を受けて、庶務・文書・人事・調査・企画・会計などの仕事、並びに生産関連・営業販売・外勤・運輸・通信に関する事務及び事務用機器の操作の仕事に従事するものをいう。
ただし、課長(課長相当職を含む)以上の職務にあるものは大分類A〔管理的職業従事 者〕に分類される。

31 事務用機器操作員
パーソナルコンピュータ、電子計算機(パーソナルコンピュータを除く)、複写機などの事務用機器の操作などの仕事に従事するものをいう。

311 パーソナルコンピュータ操作員
指示を受けて、専らパーソナルコンピュータを操作することにより、定型的な文書、表などを作成する仕事に従事するものをいう。
○パーソナルコンピュータ操作員;パソコンオペレーター
×速記者(パーソナルコンピュータ速記)〔249〕;和文タイピスト〔319〕;英文タイピスト 〔319〕;タイピスト〔319〕;版下デザイナー〔537〕;DTP オペレーター〔537〕;CAD オペレ ーター〔591〕

引用元:総務省HP(https://www.soumu.go.jp/main_content/000661290.pdf)

「事務従事者」の中の「事務用機器操作員」の中の「パーソナルコンピュータ操作員」が、SDGsで示された未来のためにできること 3例(理由付き)

①表を作るときや、資料を作るときには、「例」として情報を記載することがあります。そいったときに、どこかで見たような情報を記載するのではなく、社会の状況をSDGs関連の数値として引っ張ってきて、記載してみましょう。例えばこのように仕事をすれば、指示を受けて定型の業務に取り組む中ですら、新しい何か有意義なことに出会える可能性があります。
⇒グローバル指標12.8.1「(i)地球市民教育、及び(ii)持続可能な開発のための教育が、(a)各国の教育政策、(b) カリキュラム、(c) 教師の教育、及び(d)児童・生徒・学生の達成度評価に関して、全ての教育段階において主流化されているレベル」に貢献する。

②パソコン技術を若者や成人に教えましょう。特に、基礎的なパソコンスキルを教えることは、このグローバル指標をご覧いただいてもわかる通り、重要な位置づけとなっています。
⇒グローバル指標4.4.1「ICTスキルを有する若者や成人の割合(スキルのタイプ別)」に貢献する。

③ネットワークへの接続指導をしましょう。エリア的にはアクセス可能であっても、実際に接続までできない人は多数います。また、そういった方々は、誰に聞けばよいかもわからない場合が多いでしょう。ご自身でそういった人を見つけることからやってみていただきたいです。その過程には、これまでに経験しなかったことも経験できるのではないかと思います。
⇒グローバル指標9.c.1「モバイルネットワークにアクセス可能な人口の割合(技術別)」に貢献する。

皆で未来をつくるシリーズの説明

定義には、総務省にて平成21年12月に統計基準設定された「日本標準職業分類」から引用して、大分類・中分類・小分類のそれぞれの説明を記載しています。
合計で329種類の職業があり、平成21年時点では全職業を網羅的に分類したもので、平成21年以後に増えた職業も、「その他の○×」といった分類がありますので、現時点でも全ての職業がどこかにあてはまることになります。
網羅的であることが、全人類に向けて(おおげさですが、本当!)発信しているSDGsの本意をくみ取ることができると考えています。

「誰一人取り残さない」ためには、「(富の分配をする側の人は)誰一人他人事にしない」ことが重要ですので、それを愚直に実現するために、先頭に立つつもりでこの連載をしていきます。

「グローバル指標」とは何かについては、追って説明しますが、SDGsを測定するために公表されている指針であり、SDGsアクションをするに当たってきちんとした理由・裏付けになるもの、とだけご理解ください。

「SDGsで示された未来のためにできること」には、私の強い想いを込めています。
今までの常識から考えると、「なぜそんなことをしないといけないの?」や、「それはNPOとかがすることでしょ?」と思う方もいるでしょう。しかし、その考えはもう変えなければいけません。

誰かがやっていれば問題にならなかった昔。
皆でつくってゆかねばならない未来。

あなたは、当事者になってくれますか。


用語の意味

【ちきゅうしみんきょういく】(地球市民教育)global citizenship education・・・教育がいかにして世界をより平和的、包括的で安全な、持続可能なものにするか、そのために必要な知識、スキル、価値、態度を育成していくかを包含する理論的枠組み。学習者が国際的な諸問題に向き合い、その解決に向けて地域レベル及び国際レベルで積極的な役割を担うようにすることで、平和的で、寛容な、包括的、安全で持続可能な世界の構築に率先して貢献するようになることを目指すもの。<地球市民教育は具体的に、①学習者が現実の問題を批判的に分析し、創造的、革新的な解決策を考えることを促すこと、②主流の前提、世界観、勢力関係を再考し、制度的に十分に意見が反映されず、軽んじられている人々、グループについて考慮するよう支援すること、③必要な変化を起こすための個人的、集団的な行動への従事に焦点を当てること、④学習環境にいない人々、コミュニティに属する人々、より広い社会の人々を含む多様なステークホルダーを巻き込むといったことが挙げられる。>参照:文部科学省(https://www.mext.go.jp/unesco/002/006/002/003/shiryo/attach/1356893.htm )(最終アクセス:2021年4月26日)

ICT】(アイシーティー)information and communication technology・・・「ヒトとヒト」「ヒトとモノ」それぞれの間で情報や知識を共有すること。IoT、ビッグデータ、AI等をはじめとするデータ活用に関する情報通信技術。情報伝達技術。<ICTの効果的な活用は、少子高齢化が急激に進展する我が国の持続的な発展の鍵となるものであり、地域経済の活性化や地域課題の解決や地域の魅力向上に大きく貢献するものとして強く期待されている。さらに、ICTの活用政策は広範囲に渡り、生活資源対策、街づくり、コトづくり、超高齢社会対策、テレワーク、生産性向上、地域活性化などが挙げられる。>参照:総務省(https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/index.html )(最終アクセス:2021年4月26日)

【もばいるねっとわーく】(モバイルネットワーク)mobile network・・・モバイル端末(ノートパソコン、携帯電話、PHS、通信機能付 PDA 端末、ハンディターミナル等)を利用して、無線通信を行う為のネットワーク。携帯電話及び PHS による音声通話は含まれない。<情報通信ネットワーク環境活用の段階は、ブロードバンドネットワーク、モバイルネットワークインフラの整備が進展し、新たな情報通信機器・ツールの活用が始まりつつある状況にあり、情報通信ネットワーク環境が業務遂行上、欠くことの出来ない重要な要素になりつつある。>参照:「企業のユビキタスネットワーク利用動向調査 報告書」、総務省情報通信政策局情報通信経済室、2004 年 3 月

留意点

・用語の意味の凡例パターン1:【よみ】(用語または単語)英語・・・意味<使用例>
・用語の意味の凡例パターン2:【英語略称】(日本語読み)英語・・・意味<使用例>


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