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星・星座のnote

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平家星と源氏星

平家星と源氏星

オリオン座にある二つの一等星、α星ベテルギウスとβ星リゲル

この2つの星の代表的な和名として「平家星」と「源氏星」と言う呼び名を紹介されることがあると思います。
星座八十八夜 #50 星座界の超有名人「オリオン座」 - アストロアーツ

それぞれの星の色
 ベテルギウス=赤い
 リゲル=青白い
から平家と源氏の旗色
 平家=赤旗
 源氏=白旗
と結びつけて
 ベテルギウス=赤い=平家星
 リゲル

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2,3等星で星空案内・冬(その3)

2,3等星で星空案内・冬(その3)

普段、私が移動天文台などで観望会をしている場所は市街地の学校のグラウンドや公園の広場、児童会館などの駐車場になります。
そこで見える星はせいぜい3等星ぐらいまででしょうか。
決して星のよく見えるところではありません。

1等星(よりも明るい星)は全部で21個ありますが、2等星だと67、3等星だと190個あるそうです(国立科学博物館-宇宙の質問箱-星座編 より)

私の移動天文台のモットーが「話の幅

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2,3等星で星空案内・冬(その2)

2,3等星で星空案内・冬(その2)

普段、私が移動天文台などで観望会をしている場所は市街地の学校のグラウンドや公園の広場、児童会館などの駐車場になります。
そこで見える星はせいぜい3等星ぐらいまででしょうか。
決して星のよく見えるところではありません。

1等星(よりも明るい星)は全部で21個ありますが、2等星だと67、3等星だと190個あるそうです(国立科学博物館-宇宙の質問箱-星座編 より)

私の移動天文台のモットーが「話の幅

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2,3等星で星空案内・冬(その4)

2,3等星で星空案内・冬(その4)

普段、私が移動天文台などで観望会をしている場所は市街地の学校のグラウンドや公園の広場、児童会館などの駐車場になります。
そこで見える星はせいぜい3等星ぐらいまででしょうか。
決して星のよく見えるところではありません。

1等星(よりも明るい星)は全部で21個ありますが、2等星だと67、3等星だと190個あるそうです(国立科学博物館-宇宙の質問箱-星座編 より)

私の移動天文台のモットーが「話の幅

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2,3等星で星空案内・冬(その1)

2,3等星で星空案内・冬(その1)

普段、私が移動天文台などで観望会をしている場所は市街地の学校のグラウンドや公園の広場、児童会館などの駐車場になります。
そこで見える星はせいぜい3等星ぐらいまででしょうか。
決して星のよく見えるところではありません。

1等星(よりも明るい星)は全部で21個ありますが、2等星だと67、3等星だと190個あるそうです(国立科学博物館-宇宙の質問箱-星座編 より)

私の移動天文台のモットーが「話の幅

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2,3等星で星空案内・秋(その4)

2,3等星で星空案内・秋(その4)

普段、私が移動天文台などで観望会をしている場所は市街地の学校のグラウンドや公園の広場、児童会館などの駐車場になります。
そこで見える星はせいぜい3等星ぐらいまででしょうか。
決して星のよく見えるところではありません。

1等星(よりも明るい星)は全部で21個ありますが、2等星だと67、3等星だと190個あるそうです(国立科学博物館-宇宙の質問箱-星座編 より)

私の移動天文台のモットーが「話の幅

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2,3等星で星空案内・秋(その3)

2,3等星で星空案内・秋(その3)

普段、私が移動天文台などで観望会をしている場所は市街地の学校のグラウンドや公園の広場、児童会館などの駐車場になります。
そこで見える星はせいぜい3等星ぐらいまででしょうか。
決して星のよく見えるところではありません。

1等星(よりも明るい星)は全部で21個ありますが、2等星だと67、3等星だと190個あるそうです(国立科学博物館-宇宙の質問箱-星座編 より)

私の移動天文台のモットーが「話の幅

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2,3等星で星空案内・秋(その2)

2,3等星で星空案内・秋(その2)

普段、私が移動天文台などで観望会をしている場所は市街地の学校のグラウンドや公園の広場、児童会館などの駐車場になります。
そこで見える星はせいぜい3等星ぐらいまででしょうか。
決して星のよく見えるところではありません。

1等星(よりも明るい星)は全部で21個ありますが、2等星だと67、3等星だと190個あるそうです(国立科学博物館-宇宙の質問箱-星座編 より)

私の移動天文台のモットーが「話の幅

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2,3等星で星空案内・秋(その1)

2,3等星で星空案内・秋(その1)

普段、私が移動天文台などで観望会をしている場所は市街地の学校のグラウンドや公園の広場、児童会館などの駐車場になります。
そこで見える星はせいぜい3等星ぐらいまででしょうか。
決して星のよく見えるところではありません。

1等星(よりも明るい星)は全部で21個ありますが、2等星だと67、3等星だと190個あるそうです(国立科学博物館-宇宙の質問箱-星座編 より)

私の移動天文台のモットーが「話の幅

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星空観望会で曇ったら(星座神話・黄道十二星座)

星空観望会で曇ったら(星座神話・黄道十二星座)

星空観望会で曇ったら(星座神話)の春・夏・秋編で実際の観望会時に見える星座の神話をまとめましたが、雪の降る北の大地では冬に観望会をほとんどしていません。
(なので私は冬の星座についてはそんなに詳しくないです)

そこで観望会時にはだいたい話をするお誕生星座についてまとめました。

※注意※
星座神話については多くの場合、複数のお話が伝わっています。
本の書かれた時期やターゲットとする年齢層などによ

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星空観望会で曇ったら(星座神話・秋)

星空観望会で曇ったら(星座神話・秋)

市街地での観望会(移動天文台)を考えると、見える恒星は3等星ぐらいまでかと思います。

仮に2.5等星まで(大気による減衰あり)として、秋の移動天文台(10月1日20時)を想定すると、視界が開けていれば見えている星は

1等星
 ・ベガ(こと座)
 ・デネブ(はくちょう座)
 ・アルタイル(わし座)
 ・フォーマルハウト(みなみのうお座)
 ・カペラ(ぎょしゃ座)

2等星
 ・アリオト(おおぐま

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星空観望会で曇ったら(星座神話・夏)

星空観望会で曇ったら(星座神話・夏)

市街地での観望会(移動天文台)を考えると、見える恒星は3等星ぐらいまでかと思います。

仮に2.5等星まで(大気による減衰あり)として、夏の移動天文台(8月1日20時)を想定すると、視界が開けていれば見えている星は

1等星
 ・アークトゥルス(うしかい座)
 ・スピカ(おとめ座)
 ・ベガ(こと座)
 ・デネブ(はくちょう座)
 ・アルタイル(わし座)
 ・アンタレス(さそり座)

2等星
 ・

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星空観望会で曇ったら(星座神話・春)

星空観望会で曇ったら(星座神話・春)

市街地での観望会(移動天文台)を考えると、見える恒星は3等星ぐらいまでかと思います。

仮に2.5等星まで(大気による減衰あり)として、春の移動天文台(6月1日20時)を想定すると、視界が開けていれば見えている星は

1等星
 ・カペラ(ぎょしゃ座)
 ・ポルックス(ふたご座)
 ・プロキオン(こいぬ座)
 ・レグルス(しし座)
 ・アークトゥルス(うしかい座)
 ・スピカ(おとめ座)
 ・ベガ(

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二十八宿ってなんだ?

二十八宿ってなんだ?

以前のnoteで二十八宿を国立天文台が 国立天文台 4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2U)で開発したMitaka上で表示するスクリプトを作成しましたが、二十八宿がどういうものなのか書いていなかったのでまとめました。

二十八宿を一言で説明すると「天体の位置を表す基準として使われた、28個の中国流星座」となるでしょうか(中国の天文学・占星術で使われていた)
そういう意味では黄道十二宮に似ているか

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