実際に住んでみて、ちょっといいなと思った、おすすめスポットを紹介します。マクドナルドもスタバも吉野家も無い町ですが、観光客相手ではなく普段使い出来る、雰囲気も良くて価格的にも良心的なものを選びました。紹介文は個人的感想です。（リンクを貼っていますが、SSL化されていないウェブサイトも多いですね・・・）

1, アウトドア足湯

ちゃんと整備された屋外足湯が町のあちこちにあります。ここに掲載したものは無料。ちょっと休憩するのにもいいし、偶然隣り合った人とも話ができるリラックスした雰囲気が都会には無いものです。

インフィニティ足湯@ホテル・シーモア
海が目の前の豪華な足湯。ラウンジと合わせて宿泊客でなくても無料で利用できます。

2, カフェ

豆の湯
東京だと下北沢あたりにありそうな雰囲気のカフェ。それがよりゆったりとスペースを使って建てられています。裏路地感が好きな人は大好きだと思います。

sampark
海が見下ろせる隠れ家カフェ。ちょっと尾道みたいな路地の坂道を登っていきます。絶対にカフェなんて無いだろうなと思うロケーションにあるので、探してみてください。宿泊も可能です。

ASA CAFE
観光地から少し離れた高台にある宿泊施設「ASA VILLAGE」の中にあるカフェです。ここもスペースをゆったり使って作られていて、リラックス出来ます。スタッフは超フレンドリーですが、集中したい時は放っておいてくれるので、リモートワークにも向いているはず。

café FAB
繁華街とはちょっと離れた場所にあるカフェ／レストラン。店名でピンと来る人もいると思いますが、オーナーさんは　The Beatleマニアです。

福菱 Kagerou Cafe
本当に目の前が海（湾）のカフェです。テラス席で風を感じて過ごすのが最高。
地元銘菓の「生かげろう」も食べられます。

紬カフェ
トルコランプがいっぱいです。

和歌山県とトルコとの繋がりは

3, 食事

観光客向けのレストランは大型ホテルの中にそれぞれあり、現地に住んでいる人達が気軽に行く場所でもありません。ここではそれ以外のお店を紹介します。町の中に点在している感じです。

ペスカトーレ（イタリアン）
海岸が目の前にある人気のピッツェリアです。
2007年開店、ウェブサイトにはお店を（自分たちで）建てた時の写真も公開されていて、ほっこりします。行く際には予約した方が良さそうです。

南紀白浜は少し前の日本の観光地によくあったパターンで「南国イメージ」を売り物にしていますが、実際にそれを体現した場所はそんなに無くて、こういうお店は貴重です。

303（イタリアン）
日本料理店（割烹）が開いた本格イタリアン・レストラン。ディナーコースもあります。私はまだ行ったことがありませんが、評判は良いようです。

シラセン（白浜鮮魚）
お魚屋さんが営む「海鮮丼ランチ専門店」です。小さなお店なので、地元住民だけの隠れ家にしておきたい気もしますが・・・。海鮮の種類は毎日変わり、イスタグラムに掲載されています。

OTOYA
超穴場。釣りをやりたくて移住してきたというオーナー夫婦の店。エビフライのカレー、「釣れた時限定」のアオリイカ・カレーや天丼。店内の一部は音楽スタジオのようになっていて、地元の音楽好きが集まる場所でもあります。

CBASE（海鮮）
ボリューム満点の海鮮ランチ

キリンヤ（おこみ焼き）
関西圏なのに意外と「粉物屋」が少ない感じです。ここは庶民的。

クリシュナカフェ（インド料理）
ホテルシラハマというゲストハウスの2階にある、これも隠れ家風のインド料理店です。建物自体もアジアのゲストハウスの雰囲気で、落ち着きます。「ン」と「ソ」の区別が怪しい「今日のメニュー」が毎日インスタグラムに掲載されています。

だきしめ鯛（ラーメン）
フレンチ＋ラーメンと聞くと怪しげですが、絶妙なバランスのまったく新しいラーメンになっています。

4, 買い物

白浜町周辺には農場も漁港もあるのに、流通の闇なのか、大消費地の大阪などへの出荷が優先されるのか、地元にはあまり流通しない印象です。まだ販売店を見つけられていないだけかもしれませんが。
基本的には車社会なので、地元の人はまとめて買い物する際には隣町（田辺市）まで行くことも多いようです。

産直市場 よってって
実はいきなり隣町です。新鮮な野菜や水産物が手に入る、大きめな直売所。

グルメシティ白浜店
ダイエー系のスーパーマーケット。母体は大昔にイオングループに吸収されてしまいましたが、スーパーマーケット業態は生き残っています。24時間営業で、ドラッグストアも併設。ひと通りの品揃えはあります。

業務スーパー白浜店
お酒類、定番の冷凍食品（バルク）、輸入菓子、など。

株式会社萬野総本店（肉屋）
昔ながらのお肉屋さんです。コロッケとかメンチカツをその場で揚げてくれるので、アツアツで持ち帰りできます。

5, 日帰り温泉

代表的なものが下記で紹介されていますが、探せば他にも沢山あります。それぞれが離れているので、いわゆる「温泉街」の雰囲気はありませんが、それぞれはゆったり作られていて、のんびり過ごせます。とにかくお風呂天国。

露天風呂
「日本書紀」や「万葉集」にも登場するものらしいです。

銭湯が2軒
超鄙びた感じです。

6, ナイトライフ

夏期だけオープンする店も多いようなので、まだ全貌は分かりません。普通の居酒屋さんなどはポツポツあります。ちょっと特徴的なお店を紹介します。

ブルー・バー（トルコ料理、アルコール）
元気なトルコ人がオーナーの店。トルコはイスラム教なので基本的にはお酒は飲まないはずですが・・・。和歌山県南端の串本町は歴史的にトルコと縁が深く、その繋がりで南紀白浜にやってくるトルコ人もいるようです。

九十九（ピザ、パスタ、ステーキ、アルコールなど）
いつも賑わっています。

7, 文化施設、公園など

このあたりも主なものは隣町（田辺市）にあるようです。

町立図書館（児童図書館）
蔵書的には児童図書館です。

町立児童館

この2つの施設は合併・新設が検討されているようです。

白浜町中央公民館
併設されている図書館は高齢者向け蔵書という印象。
様々な趣味のサークルが活動していますが、その参加者もやはり高齢者が多いようです。

和歌山県立情報交流センターBig・U
隣町の田辺市にあり、和歌山県立の紀南図書館が入っています。セミナー室、実習室、多目的ホールなど。屋上は緑化された広場になっています。

平草原公園
高台にある公園。お花見スポット。

新庄総合公園
子供向けの遊具が沢山あります。起伏のある地形なので、散歩に最適。犬を連れた人も沢山歩いています。

京都大学白浜水族館
白浜周辺にすんでいる無脊椎動物と魚の展示。カニ・ヒトデやロウニンアジなど、約500種の生物を常時展示しています。

観光用ガイドブック

お土産