見出し画像

鍼灸師(はり師・きゅう師)を目指す理由、聞いてみた

クラスのみんなに聞いてみた

鍼灸師を目指すにあたり、なぜ鍼灸という分野を選んだのか、専門学校のクラスのみんなに聞いてみました。

■スポーツトレーナー■

「高校時代の部活で怪我をして、接骨院や鍼灸接骨院で治療をしてもらった」患者さんとしての経験から、鍼灸師を目指したいという方。
また、既に柔道整復師の免許を持っていて、治療の幅を広げるために鍼灸師免許取得を考える方も多いようです。

骨や筋肉の勉強をする「解剖学」では身体の構造を知ることができ、スポーツへの応用もできるのだそう。プロ野球をサポートするコメディカルでは鍼灸師の数が一番多いのだとか。


■痛みのケア■

日本人が日常で訴える痛みの多くは「腰痛」「肩のこり」なんだとか。そういった痛みを鍼灸でケアしたい、普段の生活をラクにしてあげたい。そうおっしゃる方もいました。

そのほかにも、PMS(月経前症候群)や病気(リウマチ、ヘルニア等)の緩和ケアを行いたいとの意見も。

「生理学」では身体の細胞を司る神経やホルモンのことを学びます。痛みが発生する原因からしっかりと理解しているのが鍼灸師です。

■美容分野■

今、鍼灸系の学校へ入学する方の男女比は3:7〜4:6くらいで、圧倒的に女性が多いのだそうです。
それは美容としての鍼治療が確立されているから。ホットペッパービューティとかみたことないですか?
鍼の機械的刺激によって、年齢とともに衰えてくる顔まわりの筋肉やお肌を引き上げたり、シミやくすみを除去することもできます。
また、お灸の温熱刺激でホクロの除去やイボを壊したりといったこともできるんだとか。
今一番お金になると言われているのが美容分野かもしれません。

■病気の治療■

病気の治療に鍼やお灸を用いて携わりたい方も多くいます。
自身が経験した大変さを周りの方には和らげてもらいたい、そうおっしゃっていて感銘を受けました。症状でいうと、例えば
・股関節の病気
・小児病
・花粉症
・メニエール病
・子どもへのケア
 ADHD等(発達障害は13人にひとりと言われているそうです)
 小さな子どもに対しては鍼では刺激が強い場合もあるため、小児鍼といって肌表面をこすったり、ローラーを転がすことで柔らかい刺激をあたえる鍼もあります。
鍼灸が得意とするのは病気としての症状が現れる前の「未病」という段階です。もちろん、鍼灸で全て解決することができない場合、適切に病院へ案内いただけると思いますので、お近くの鍼灸院を訪ねてみてください。


以上、クラスのみんなに聞いた「鍼灸師」を目指した理由でした。
高校生で進路を考えている高校2年生の皆さん、
転職や独立を考えている皆さん、
このまま会社で働いていていいのか悩む方、、、

よかったら参考にしてみてください。
本日はこのへんで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?