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20191117_簿記2級受験の記録

1ヶ月半〜2ヶ月間ほどでしょうか。
突然ながら、育児の隙間時間を見つけては取り憑かれたようにひたすら簿記2級を勉強していました。
そして11/17、北千住の試験会場にて受験してきました。

すべては嫁様の一言から始まったような気がします。
「育休中の自己啓発は良い感じがする。簿記は好感が持てる。気がする。だからとりあえず受験をしなさい。しろ。」

余裕の無かった育児ライフにも慣れてきて、愛娘なっちゃんも多少落ち着いてきたんじゃないかしらという頃合で、勉強を始めてみました。
ある時は、なっちゃんを抱っこしながら。
ある時は、なっちゃんが寝てから洗面所にこもって。
※その間、嫁様はリハビリと称してリビングでバチェラージャパンを1から観ていました。

今回の簿記を通して、我が家の洗面所に足元の珪藻土マットを乗せると、ちょうど水回り部分が隠れて簡易書斎として使えることが分かりました。これは発見です。阻害要因は、触った瞬間に終わりを意味する凶悪な蛇口と、隣に鎮座するドラム式洗濯機です。こちらも稼働されると絶大な騒音で攻撃してきます。どちらも集中力が鍛えられます。

気づけば勉強らしい勉強は、もしや大学受験以来なのでは...と、己の怠慢でゾッとする人生を戒めるとても良い機会ともなりました。

人生において全く接点のなかった簿記。
押しつけ感がハンパない謎の仕訳ルール。
と思っていたのに、何となく全体感が見えてくると意外と面白い(単にストレスに耐え切れずリミットブレイクして感情が歪んだだけかもしれません)。

とりあえずテキストの内容を端っこから詰め込み、あれ、そういえば工業簿記って何?と気づいたのが残り1ヶ月を切った頃。
持っていたのは商業簿記のテキストで新たに工業簿記のテキストを買わないといけないことを知り、急いで勉強(情弱というかナメ過ぎ)。
少し強気になったところで過去問に挑んで挫折。
解説を読んでまた次の過去問に挑んで挫折。
を繰り返して何とかスーパー脆いながらも付け焼き刃をこしらえました。

当日、久しぶりすぎる試験という場に、私の喉は乾き、手は震え、全ての字という字がゲシュタルト崩壊を起こしていました。

試験は終始焦り過ぎたものの、家で自己採点してみた結果、部分点を辛めに見てもなんとかギリギリで合格している...!?え、めっちゃ嬉しい!!

と思ったら、先日発表された公式結果は、
68/100点。お前は不合格でした。

あれ、あと2点足りていませんでした。

そ、そんな馬鹿な...
問題用紙にメモした解答では間違いなく70点超えてたのに...

と思ってヤキモキする受験者なんてたくさんいるのでしょう。結果は結果なので、気持ちを切り替えて2月にリベンジしてきたいと思います。


勉強開始当初、そもそも勉強する脳が全く働かず、何も覚えられず、あぁ、ホント頭悪くなったなとショックでしたが、今振り返ってみると、おそらく数ヶ月を経て完全に育児生活の脳になっていたのかなとそう感じます。そうであってほしい。
その後、強引に勉強を続けていくうちに、何となく「覚える、新たなルールを理解する」ための集中力が出てきました。そういう意味では、今回の簿記2級受験は良いリハビリになったのかなと思います。
嫁様の言うことは結果的に正しかった訳です。侮れない。

ちなみに、どうも今回は救済回だった説が強く、2月は難易度上がるんだろうな...
嫌だな...
やる気を削がれますが、頑張ります。


◆本日の1冊
「しょぼい喫茶店の本」
発:2019年4月12日
著:池田達也
https://a.r10.to/hfGrba
以前テレビでドキュメンタリーが放映されていて気になっていたので、こちらも図書館で借りて読みました。
面白い。とてもサクサク読めてしまいます。
え、こんな展開って現実で起きないでしょう...と思うことが実際に現実で起きているようです。世の中凄い人ばかり。そんな「しょぼい喫茶店」は新井薬師駅前にあるようです。行ってみたい。

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