チェルノブイリ日記 57 ~ 買い物しようと街まで出掛けたが?
一攫千金!! スーパーマーケット
前回のあらすじ。
レストランらしき建物を散策しましたがレストランだったのかは分かりませんでした。
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次の建物に向かいます。
しかしここ、階段なのか坂なのかよく分かりませんね……滑り落ちないように気を付けて!
またや……。落描きは消して帰りなさいよ……。
やれやれと思いつつ歩いていましたら
これは? どこかで見たことのある形です。
ショッピングカートかなぁ? スーパーマーケットで買い物をするときに使いますね。でもなんか違和感が……あ、コマが……タイヤがないんだ。
しかし屋外にショッピングカートが放置されているのは何故でしょう? チェルノブイリではどこに何が置かれていても不思議ではありません……いや不思議は不思議なんですけど、ショッピングカートということは?
そうか、ここはスーパーマーケットやったんや!
……ホントに?
ガイドがスーパーマーケットと言い張るので間違いはないのでしょうけど、この様子ではちょっと信用することが出来ませんね。
天井から看板が吊り下げられています。あぁ、この看板はなんとなくスーパーマーケットっぽい気がします。よく落ちずに残っているなぁ。
Google翻訳によりますと手前が「野菜の缶詰」、奥の左が「肉」、右が「ビール」、さらに奥は「販売済み製品」とのことです。
販売済み製品……? 客が購入した商品を袋に詰める、いわゆるサッカー台のことですかねぇ?
「野菜」や「果物」と書かれた看板も見えます。スーパーマーケット……だったんだなぁ。この看板たちがなければ何の建物だったのか全く分からなかったと思います。
Google翻訳によりますと手前左の看板は「提供外の野菜」、右は「提供されていない野菜」……全く分かりません。
あれ、さっきの検索では「野菜の缶詰」でしたよね。何故に翻訳の結果が変わった……。
画像からの翻訳に頼らず自力でテキストを打ち込んでみましたところ上段の「КОНСЕРВЫ」は「缶詰保存食」、下段の「ОВОЩНЬІЕ」は「野菜」でした。野菜の缶詰ね。
ソ連では寒い冬に備えて野菜を保存食にする文化があったようですね。
ところでよ……
ベッドやらマットレスやらがやたらと転がっているのは何なのでしょうかねぇ?
チェルノブイリへ来てからソファベッドをいたるところで見ましたが、それはマンションなどの居住スペースでしたよね。ここはスーパーマーケットなんですよねぇ?
お馴染みのソファベッドらしき物ももちろんございます。大きなスーパーマーケットでしたら家具売り場もあっておかしくはありませんが、それって1階の外に近い場所か?
外に近い場所をもう1枚。左手に見えます柵らしき物が売り場の出入口だったんですかねぇ。柵……日本では見掛けませんが、外国のスーパーマーケットは入口と出口が決まっていることがあるのですよ。
柵と棚……何故に棚。商品を陳列する棚にしては小さ過ぎますので、この棚が商品だったのでしょうね。しかし何故ここに。
店の奥へ向かう
さて、お店の奥へ……暗いなぁ。
向こうの窓がなければもっと真っ暗だったのでしょう。
店のもっと奥はどうなっているのかな。目を向けますと
お、おぅん。扉っぽいですね。ここから肉や魚を売り場へ出していたのかな?
見回してみますがスーパーマーケット感はいまひとつ。
どこから持って来たのか粗大ゴ……いやいや売り物だった何か……とも思えない、店舗什器と言うのか、いやそれもちょっと……まぁ今となってはガラクタな何かが道を塞いでいます。
壁際に一般家庭で見掛ける食器棚のような物が並んでいますがあれは元々そこにあったのでしょうかね。何に使われていたのか……。やっぱり売り物? 家具売り場があったのでしょうね。どこに?
向こうに並んでいる白くて細長い何かを見たいのですが、ガラクタが邪魔で真っ直ぐは近寄れません。
どう行けば良いのかな。ちょっと入口の方へ戻るか……。
おどろおどろしい柱です。スーパーマーケットとは思えません。こんな柱のそばで肉とか魚とか選びたくありませんよね。現役当時はタイルが貼られていたのでしょうけど、剥がれ落ちてしまっています。
わりと綺麗に原型を留めている看板とタイルの剥がれ落ちた柱のギャップよ。
色の乏しい世界で眩しく見えます。
店内のあちこちで目に付くベッドたち。誰かここで寝泊まりしていたの?
店舗什器を眺める
白くて細長い何かのそばに来ました。
この台に商品が並べられて……というより入れられていたのでしょうかね? 丈夫な果物や野菜なら多少雑に入れても平気ということだったのかなぁ。
いやしかしさすがに台が深過ぎるか。
ちょっと離れて見ましたら、こちらに傾いているようですね。手前の足が折れているのかな。
外国のスーパーマーケットの様子を画像検索で調べてみましたが、このような深い何かに商品を突っ込んでいる様子は見付けられませんでした。まぁそりゃそうか……。
細長い何か、左と右で形がちょっと違うように見えますね。まぁだからと言って何なのかは分からないのですが。本当に役に立たない記事だね!
とまぁこれで終わるのもあんましですので現役当時の姿をイメージしますと
こんな感じですかねぇ? やっぱり役に立たない記事だね!
次回予告
色彩の乏しい世界に赤が映える。
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