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2月の誕生花と花言葉

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2月「note」に投稿した草・花・木の電子書籍の紹介。

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誕生花と花言葉の図鑑 ② 【2月の誕生花】
iBooks  ★無料でダウンロード、購読可★APG分類体系…未対応
・125+索引10ページ
・29種/写真点数62点

2月の誕生花 索引1日 しぼりおとめ(女性らしさ) 2
2日 うめ(優美) 6
3日 なずな(すべてを君に捧げる) 10
4日 くんしらん(望みを得る) 14
5日 ねこやなぎ(思いのまま) 18
6日 ひめおどりこそう(春の幸せ)

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おしゃれ

おしゃれ

誕生花&花言葉:2月1日

つばき (椿)
Camellia japonica

ツバキ科
ツバキ属
常緑高木
樹髙 5〜6m
花 11〜6月

一般的に椿と言うと全国に自生し樹髙が高い藪椿を指すようだ。
日本海側の山地に生える雪椿、
椿にそっくりな春山茶花(花ごと散る)。
葉は椿より小さい山茶花(花は一枚ずつ散る)。
花は小さく八重が多い寒椿。夏に咲く夏椿。
ほか交配による園芸種も数多い。
近年

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優美

優美

誕生花&花言葉:2月2日

うめ(梅)
Prunus mume

バラ科
サクラ属
落葉高木
樹髙 5~6m
開花 1~3月
結実 6 ~7月

中国原産。
奈良時代の遣隋使、または、遣唐使が中国から持ち帰り、
鑑賞用に栽培が始まったと言われる。
梅には園芸種の数が約300 種以上の品種があり、
実が小さめの野梅系、枝の中の随が紅色をしている紅梅系、
杏との自然雑種で実が大きい豊後系の3 系

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すべてを君に捧げる

すべてを君に捧げる

誕生花&花言葉:2月3日

なずな (薺)
Capsella bursa-pastoris

アブラナ科
ナズナ属
越年草
草丈 10~40cm
開花 3 ~6月

春の七草のひとつで、古くから食用にされてきた。
秋に芽が生え、早春に咲き始める。
中国では止血剤に、ヨーロッパでは
通風、赤痢などの薬として使われる。
名の由来は、薺(なずな)は撫菜(なでな)からの変化。
なでたいほどかわいい菜の意

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幸せを呼ぶ

幸せを呼ぶ

誕生花&花言葉:2月4日

くんしらん(君子蘭)
Clivia

ヒガンバナ科
クンシラン属
多年草
草丈30~90cm
開花4~5月

原産南アフリカの雨の少ない樹林地帯。
日本へは明治時代に渡来。
茎の先に橙色のきれいな花をたくさんつける。
開花するには温度が10度まで下がる日が60日間ほど必要のようだ。
晩秋頃から赤い実をつける。
開花時期は4 ~ 5 月と言う事だが、
我が家では今(12

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思いのまま

思いのまま

誕生花&花言葉:2月5日

ねこやなぎ(猫柳)
Salix gracilistyla

ヤナギ科
ヤナギ属
落葉低木
樹高 30cm~3m
開花 3~5月

日本、中国原産。
山間部の渓流から町中の小川まで広く川辺に自生する。
早春に葉よりも先に、毛におおわれた大きな花穂をつける。
花穂が猫のしっぽに似ていることが名の由来。ネコヤナギの樹液はカブトムシやクワガタムシ、カナブン、スズメバチの好物で

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春の幸せ

春の幸せ

誕生花&花言葉:2月6日

ひめおどりこそう(姫踊り子草)
Lamium purpureum

シソ科
オドリコソウ属
越年草
草丈 10~25cm
開花 4~5月

ヨーロッパ原産。
東アジア、北アメリカに帰化し、
日本では明治26年東京駒場で始めて見つけられた。
オドリコソウの花を1cm ほどに縮めたような形なのでこの名で呼ばれる。
春先にいち早く、仏の座とともにポツポツと花を咲かせ始める、

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楽しい思い出

楽しい思い出

誕生花&花言葉:2月7日

せいようたんぽぽ(西洋蒲公英)
Taraxacum

キク科
タンポポ属
多年草
草丈 30〜120cm
開花 3〜6月

在来種(カントウタンポポ、エゾタンポポ、
シロバナタンポポ、カンサイタンポポ)と
外来種(セイヨウタンポポ)が錯綜している。
関東タンポポと西洋タンポポの違いは、
花のすぐ真下のところがベリッとめくれてるのが西洋タンポポ。
めくれないのが関東タン

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小さな幸せ

小さな幸せ

誕生花&花言葉:2月8日

ほとけのざ(仏の座)
Lamium amplexicaule

シソ科
オドリコソウ属
越年草
草丈20cm前後
開花3~5 月

アジアやヨーロッパ、北アフリカなどに広く分布する。
日本では北海道以外の本州、四国、九州、沖縄に自生。
道端や田畑の畦などによく見られる。
名の由来名、仏が座る台座に見立ててこの名が付けられた。
別名「三階草」は、茎が段々につくことから

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熱情

熱情

誕生花&花言葉:2月9日

かんぼけ(寒木瓜)
Chaenomeles speciosa

バラ科
ボケ属
落葉低木
樹高1~2m
開花11~4月

中国原産。
3月から4月に咲く木瓜(ボケ)に対して、
11月から12月ころから咲くものを
寒木瓜(カンボケ)と呼んでいる。
瓜(ウリ)のような形の実が木になる様子から「木瓜(ボケ)」。
木瓜を「もっけ」と呼んでいたのが
次第に「もけ」→「ぼけ」と言

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未来の喜び

未来の喜び

誕生花&花言葉:2月10日

えんどう(豌豆)
Pisum sativum

マメ科
エンドウ属
一・二年草
草丈 1〜2m
開花 4~5月

中央アジアから中近東地域が原産。
ギリシャ時代に既に栽培されていた。
古代エジプトのツタンカーメン王の墓の副葬品の中から発見された。
豌豆には、さや豌豆と実豌豆がある。
さや豌豆(絹さや)は赤花、白花があり、
実はほとんど感じられないほど薄いものが上質

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清らか

清らか

誕生花&花言葉:2月11日

おおいぬふぐり(大犬陰囊)
Veronica persica

ゴマノハグサ科
クワガタソウ属
越年草
草丈 10 ~ 20cm
開花 3 ~ 4 月

ヨーロッパなどが原産。
明治時代に渡来した帰化植物。
野原にコバルト色の小さな花をいっぱい咲かせる。
果実の形が陰囊を連想させることが名の由来。
可憐な花のイメージからは、想像し難い名だ。
別名、瑠璃唐草・天人唐

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二人で旅をしよう

二人で旅をしよう

誕生花&花言葉:2月12日

あせび(馬酔木)
Pieris japonica

ツツジ科
アセビ属
常緑低木~小高木
樹高 2~9m
開花 2~4月

本州、四国、九州の山地に自生する。
やや乾燥した環境を好む。
早春になると多くの白くつぼ状の花を垂らす。
新芽は鮮やかな紅色で美しい。
枝葉にアセボチンという有毒成分を含んでいる。
馬が食べると酔って足がなえることから、
足癈(あしじひ)と呼ば

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可憐美の極致

可憐美の極致

誕生花&花言葉:2月13日

きつねのまご(狐の孫)
Justicia procumbens

キツネノマゴ科
キツネノマゴ属
一年草
草丈 30cm前後
開花 8~10月

道端に生える小柄な雑草である。
やや湿ったところを好む。
花の時期は長く、夏頃から秋遅くまで咲き残っている。
花の穂は苞が密集し、花はその間からポツポツと出て咲く。
この花の穂がキツネのしっぽを連想させ、
花が小さいので孫

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