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音階を理解する(ラッパの吹き方:Re加筆修正版より)

隔週土曜日の朝に、これまで公開してきたトランペットや音楽に特化したブログ「ラッパの吹き方:Re」の加筆修正版を掲載しております。

先日3月30日に掲載したのが31個目の記事『楽譜を読むための基本6「調と音階について その1」』でした。

トランペットのお話しから少し離れ、音楽理論について解説する回が続いております。今回は調と音階、その中でも長調について触れています。

昔はハ長調に臨時記号が付きまとうイメージでした

僕は中学1年生で吹奏楽部に入るまで、楽譜をほとんど読むことができませんでした。かろうじて音の高さについては(ドレミ…と数えることで)理解することはできていましたが、その時にとてつもなく厄介だったのが調号です。

子どもの頃こんな調号の曲だったら最初から諦めてました

これがあるせいで、何か特定の音が来たら、その都度半音上げ下げしなければならないめんどくささがあって、逆に言えば調号の付かないハ長調の曲はとてもありがたかったです。

この時の僕の考え方としては、ハ長調に臨時記号が付いているイメージでした。ヘ長調(F dur)だったら、ドレミファソラ「シのフラット!」ドだし、ニ長調(D dur)だったら、「ドのシャープ(いきなりかよ!)」レミ「ファのシャープ」ソラシ「ドのシャープ」。こんな理解の仕方をしていました。

要するに常にハ長調が基準になっていたわけです。吹奏楽部にいる間は、調だの音階だの話をする人、指導をする人が皆無だったし、音楽の授業で調性の求め方については習ったけれど、その方法は理解したけど根本的に一体何の話をしているのか分からず聞いていました。どうでもいいんですが、学生の頃そういった「一体何の話をしているのか大枠が理解できていない状態」というのが異常に多かったんですが、頭悪いんですかね。

話を戻しますと、音楽にはいろんな調性があって、いろんな音階があります。それがどんな役にやっているのかを理解できるようになって、全ての音階を理解・演奏できるようになると圧倒的に譜読みが早くなるし、演奏できる曲の幅も広がります。

そんな感じで、まずは基本をおさえるという意味でこちらのブログをぜひご覧ください。

荻原明(おぎわらあきら)

荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。