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エンタメはなぜつまらないのか?

エンタメは構造的につまらなくならざるを得ない。なぜここまでエンタメがつまらないのか省察した。

(1)面白くするための演出や魂胆がある

これはよく云われるやらせや演出、コンプラに配慮した
編集や構成、予定調和的なベタなストーリーなどがある。
これが全て詰め込まれて成立するので面白さは微塵もない。

だいたいここで笑わせるとか、ここで泣かせるとか
こういう層に見てもらうとか、事務所やスポンサーへの配慮とか
最初から意図があるのでそこからつまらない。

(2)業界の体質が古臭い

内容以前の問題でクリエイターやプロデューサーやアクターがコンプラを意識しながらも古臭い業界に染まった人々たちである。

体育会系上意下達、業界内輪文化、過去の努力話・武勇伝、ヤンキー文化とサブカル冷笑文化の融合

その人たちの考える面白さというのは時代錯誤でお門違いなのである。その人たちが何十人、何百人集まったところでつまらなさが際立ってしまう。コンプラを守る以前にその組織体制から際立つつまらなさを改善した方がよい。

(3)ファンが極寒

推し活をするファンなどの寒さはシベリアの気温に匹敵する。誰もファンの応援など求めていない。求められてもいない事を求められているかのように振舞うのがファンの痛さである。

ファンの内輪的なノリは業界人の内輪的なノリの相乗効果でより寒くなる。

面白くするための演出や魂胆があればつまらなさに磨きがかるし業界人が如何に面白いコンテンツを作っても古臭い組織体制や習慣が台無しにしてしまうしどんなに熱心に応援してくれるファンがいても身も心も寒くなってしまうのだ。

要はエンタメというのは確実に面白くなる要素はないのだ。

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