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【日本史6】室町史備忘録6

室町時代の学習を深めていきます。

本日の学習は
①日蓮宗と浄土真宗が戦乱の時代に普及していった。

②日蓮宗は身延山(山梨)を母体とするが、鎌倉末期から南北朝時代に京都に進出する。

③日親の布教により発展が加速していった。

④1532年(天文元年)に町衆は山科本願寺(京都)を焼き討ちにした。1536年(天文5年)には京都にある日蓮宗の寺院が焼かれた。これが天文法華の乱である。

⑤浄土真宗は、農民や移動商人に信仰され普及していった。
開祖親鸞の曽孫僧侶である覚如が親鸞の廟所を本願寺(京都)と称した事で本願寺派が樹立した。

⑥8代宗主蓮如は近畿地方を中心として布教をしたが、延暦寺の怒りを買い本願寺を燃やされた。

⑦蓮如の曽孫証如が本拠地を石山本願寺(大阪)へ移動した。

⑧1580年(天正8年)に本願寺勢力は織田信長と講和して石山本願寺を去った。その時に石山本願寺は焼失した。

⑨「地蔵信仰」「観音信仰」なども流行した。地蔵盆、観音霊場の33か所巡礼、伊勢詣や善光寺詣などの参詣も普及していった事などを学びました。

■参考文献 『1冊でわかる室町時代』 大石学 河出書房新社

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