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東京、目黒区生まれ育ち。ヤクルトスワローズ、読書、映画すき。書いたり、飲んだり、笑った…

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東京、目黒区生まれ育ち。ヤクルトスワローズ、読書、映画すき。書いたり、飲んだり、笑ったり。

最近の記事

10歳の私におきたこと

よくよく考えたら前回あんなに詳しく書くべきではなかったかな、と思ったので、少し割愛しながら続きを書く。 とにかく、私は下半身も何も身につけておらず、うつ伏せになって、なんとかそれでおさまって欲しいと願ったのだが、そうはいかなかった。今度は下半身を触られる、気持ち悪さは増すばかりだし、寒い。何がしたいのか、なにをされるのかがわからないので、怖さでパニックになっているけど、声を出せないしまた寝返りを打つのも、、、どうしたら? 矢継ぎ早に頭の中がぐるぐる回っても、状況は変わらな

    • 10歳の私に起きたこと

      それで、両親の離婚が成立したらしく(把握してなかった、調停してたのも知らず)、ある春の日に私は母と3年ぶりくらいに再会して、父はさよならをするときに「お菓子が食べたくなったらいつでも電話しておいで」と言われたのだけど、父と面会権がないことを知ったのはずっと後だった いま、書きたいのはそこじゃなくて性被害のことだか、諸々は省くけれど、それは小学4年の秋口くらいに起きた。母が仕事で出張だからと、隣の家に預けられることになったのだ。それまでは数回あったけれど、1階でおじさんとおば

      • 10歳の私に起きたこと

        その人は本当の隣人だった。大き目の一軒家を二つに割って、玄関を二つつけた、簡単にいえば、二世帯だけど中は繋がってない、そういう一軒家に住んでいて、その隣には四人家族がいた 息子が二人、大学生と高校生。二人ともいつも一人で留守番してる私と遊んでくれたし、その母親のおばさんも、重労働をしてる父親も、いわゆる普通のいい人で、私が泣いていたりすると呼び鈴を鳴らして、大丈夫?ご飯は食べた?と聞いてくれたり、家に来なさいと言ってくれたりした。 離婚したばかりの母は朝から晩まで働いてい

        • 10歳の私に起きたこと

          昨日、国際政治学者の三浦瑠麗氏の著作、「孤独の意味も、女であることの味わいも」を読了してから、ザワザワする。 三浦さんの体験には及ばないが、私も性被害者だからだ。三浦さんはもう幸福だし、思い出したりすることもない、と記されていたが、私はちょっと違う。別に毎日おもい出すわけじゃないけど、時折それは忘れた頃に、突然後ろからガツンと殴られるように、思い出し、なぜあの人はあんなことを無力な10歳になるかならないかの私にしたのか、考える。 考えても答えは出ないし、二度と会いたくない

        10歳の私におきたこと