根本つばさ(放送作家)

根本つばさ(放送作家)

最近の記事

美しく切ない少年たちのフランス映画「Summer of 85」

U-NEXTで、 美しい映画を見た。 フランソワ・オゾン監督の 「Summer of 85」という作品だ。 ものすごく簡単に説明すると、 アレックスという16歳の少年が ダヴィドという18歳の少年に出会い、 惹かれあい別れるまでの話だ。 文字にすると 至極シンプルなストーリーなのだが、 これほどまでに 言葉にできない確かなものや この年代ならではの葛藤、 心身ともに不確かな状況が 繊細に描かれた作品だ。 そしてフランスの景色や (海沿いの街、ル・トレポールだそうだ)

    • 今日も今日とて、ヨガに行く。

      最近ホットヨガにハマっている。 以前から、 やってるのかやってないのか 分からない程度にはやっていたのだが、 最近、行ける日は ほぼ毎日のように通っている。 (暇だからなんだけど) ヨガの効能といえば、 何よりも自律神経が整うことだ。 医者ではないので具体的な効能には 言及できないが、とにかく心が落ち着く。 大地を噛み締め、 マインドフルネスで言うところの 『今ここ』に集中すると、 神経が研ぎ澄まされ、幸せに浸れる。 それにプラスして、 ホットヨガならではの 汗だくになる

      • ”〇〇すべき”を手放すくらいには、私も強くなれているのかもしれない。

        10代〜20代半ばまでの私は、 とにかく、 ”〇〇すべき””〇〇すべきじゃない”という 観念に縛られていた。 優秀な学校に行くべきだし、 会社に正社員として就職すべきだし、 可愛い服を着て身なりを整えて、 色んなことをきちんとやるべきだし、 恋愛をすべきだと思っていた。 誰に強く言われたわけでもなく、 (それなりに社会の風潮はあるが) なんとなくそう感じ、 そうすべきだと思っていた。 もしきっかけがあるとするなら、 中学校でのいじめがきっかけだ。 (みんなと一緒でいない

        • 節約が絶望的に向いていない、30歳の夏。

          最近というかここ2年ぐらいで気づいたことがある。 それは、私は、 「節約が、絶望的に向いていない」 ということだ。 どのくらい絶望的かというと、 ゾンビ映画に出てくるセックスしている美男美女が ゾンビに噛まれる確率くらい絶望的だ。 (あの手の映画見てると必ず出てくるけど、 ああいう男女は本当にすぐに噛まれる) フリーランス2年目の新人、 しかも放送作家という特殊(?)な仕事をしていると、 やはりなかなか右肩上がりにバンバン仕事が増えるというわけでもなく、 一時的に増えた

        美しく切ない少年たちのフランス映画「Summer of 85」

          ”怪物”とは誰なのか?映画「怪物」を見て考えた事。

          もはや今更レベルの遅さになってしまうが、 映画「怪物」を見てきた。 映画の内容はネタバレになってしまうので、ある程度割愛するが、 この映画は、ポスターに載っている5人を軸に話が展開する。 ・麦野湊:小学5年生 ・星川依里:小学5年生 ・麦野早織:湊の母親、シングルマザー ・保利先生:湊と依里の担任 ・伏見校長:湊と依里の学校の校長 映画は1つのストーリーに対し、 冒頭は湊の母である早織の視点から始まり、 保利先生、校長先生、そして湊と依里たちと、 それぞれの登場人物の視

          ”怪物”とは誰なのか?映画「怪物」を見て考えた事。

          note始めました!【放送作家】根本つばさです。

          初めまして。 放送作家2年目の根本つばさです。 遅ばせながら、この度noteを始めてみました! どうぞよろしくお願いします。 という訳で、軽く自己紹介をさせてください。 【経歴】 ・1993年5月8日生まれ、 かなり大雑把でズボラなおうし座o型。 ・上智大学外国語学部英語学科卒業後、 大の旅行好きが高じて新卒で旅行会社に入社 →同年に退職し、テレビのリサーチ会社に入社。 ・海外の衝撃動画を集める番組を始め、  国内・海外のリサーチ、映像の権利

          note始めました!【放送作家】根本つばさです。