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今日はいちにち年賀状作りだー!
と意気込んだまではよかったのですが、なかなかアイデア様がおりてきてくださらないので、うだうだっとイラレで遊んでおります。
イラレ楽しいですね。
というより羊って難しいですね。
「リーガルハイ」観終える。素晴らしい。
スペシャルであることを含めても、昨今のドラマで一番の傑作。
台詞回し、脚本の運びに感動。
他には「相棒」「ドクターX」などが好印象。
「相棒」などは長く続くドラマであるのに一切視聴者に媚びるところなく、頭が下がる。
良質なドラマを有り難う。
何処ともなくボウと、高いとも低いとも云えない音に目を覚ます。
底から突き上げるように響く音に街は震えでもしていないかと窓を見ると、結露で磨りガラスのように曇っていた。
下から順に洒落たグラデーションになっている。
そこで不思議と街を見る気持ちは失せた。
この煙のようなのが、街だ。
〆切迫るが、三割ほど書いたところで筆が止まる。
いつもそうだ。
長編の書き方と、書き進める自信とを身につけねばならない。
きっと今がそのときだ。
最初の壁を越えなければ、その先は見る事すら願い叶わない。
集中しよう。ここがひとつ正念場。
抗うな。身を委ねて、転がるように。
初心から始めようと想う。
いままでの努力なんて糞食らえだ。
いま何ができるか、それだけだ。
上京して二ヶ月、祖母から手紙が届いた。
「そちらにはたくさんの光があるのでしょうね。私が教えた中で、貴方はいちばん踊りが上手だった。覚えている?湖のほとりで踊った夜のことを——」
忘れるものですか。赤信号の明滅が、ネオンの光が、敵うわけない。
月の光に、影は一番よく踊るのだから。
ドライヴに行こうと君が誘う。
ホットサンドを二人でつくった。珈琲を淹れるにも手分けをする。
これまでもたくさん二人で分かち合ってきたし、これからだってたくさんの事を共にすごす。
安堵、歓喜、葛藤、苦悩、不安——。
だけど、君を横に乗せて走らせる車の喜びだけは、僕のひとりじめだ。
朝一番の珈琲が温いのを好いことに、その湯気を借りて息を白くするという、子供染みた遊びをする。まるで心持ち真冬にでも居るかのよう。
幸い、今朝は青空が優々と広がっている。
今夜は月の姿が格別という。その格別な明りの下、一体どんな文章を書き付けようか、今から楽しみで仕方ないのである。
隙間に鳴るでもなく、電線が鳴るでもなく、風、ただびょうぶうと頭上に在る。
ここ二三日は落ちついていたが、また風の主が戻って来た。
稲刈りの済んだ田を恰好の餌場として白鳥が居る。彼らは風の主と仲が良い。
あと二月もすれば雪と紛れて区別もつかぬ。
いまのうちに御姿とくと拝見いたそう。
「想い託した、角女。」
街に鹿を探すが見当たらず、仕方なしに妄想す。
紅葉落ちて枯れ木を二本、頭に挿したような女が居る。手の脂を幾度となく重ねたような、みごとな骨董にみる艶やかさあり。
ところどころ産毛もはえているのをみると、しっかりと女の身体の一部となっている様子である。
なんとも邪気の受けない眼を右に左に向け、女は言う。
「いま、街に鹿は居ない。日本中どこもそういうものなのよ」
訳を問えば女曰く「