この本を読もうと思った理由

きっかけはYouTubeでお金の勉強をしたことでした。株式投資、投資信託の勉強をしたいと思い、色々と調べていると、この本の著者、両＠リベ大学長氏の動画がいくつか見つかりました。気になる動画を何本か視聴しましたが、基本からとても丁寧に説明してくれていて、初心者の私としは、参考になる内容が多くありました。また軽快な関西弁も親しみやすいと感じました。そんな両＠リベ大学長氏がお金に関する書籍を書かれているということで、是非読んでみたいと思いました。

心に残った内容・感想

お金を貯める

固定費を下げる

• 固定費見直しはずっと続くので効果がでかい。電気代は検討していなかったので、各会社のシミュレーションをする。

賃貸費用を下げる

• 仲介手数料や家賃などは交渉で下がる可能性あり。仲介業者は相見積もりをし、ぼったくり価格でないか調べる。家賃は自分の賃貸の価格をネットで調べて今の家賃より安ければ大家さんに交渉の価値あり。

• 退去費用もぼったくりポイント。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を確認する。経年劣化は負担しなくていいし、負担する場合でも新品の価格を負担する必要はないケースもある。最初から古いものを傷つけたとしても、それを新品にするための費用を負担するのはおかしい。退去時の原状回復に火災保険を使える可能性がある。タバコを落として床を焦がしたり、子供が壁に穴をあけたりなど、不測な突発事故は火災保険で補償してくれる可能性がある。持ち家でも同じ補償をしてくれる場合もあり、そういったケースは一度自分の火災保険を調べるり火災保険は家災保険と覚える。

自動車保険費を下げる

• 車両保険入らない。入っていても使う場面が限られる。大破した時は結局同じ車を買うだけよ保険金がおりなかったり、少しの損傷の時は、次年度の等級が下がり保険料が上がる懸念から、使うのをためらい、自費で修理してしまうなど、使い勝手が悪い。

節税する

• 課税所得に税金がかかるので、課税所得を減らすことで節税できる。課税所得は給与ー控除で決まるので、控除額を増やせばいい。

• 控除額の増やし方は、ふるさと納税や、扶養控除、医療費控除などがある。

• 副業をして事業所得を増やせば、節税の効果、社会保険料据え置きの効果がある。事業所得の税金の計算には経費の考えた方が適用できる。例えば事業に使うパソコン、打ち合わせのために使った喫茶店代などは経費にできる。また事業所得に対しては社会保険料はかからない。事業所得が増えれば増えるほど、手取りが多くなる。

お金を稼ぐ

• 転職プラス副業がおすすめ。

• 転職で50万円くらい年収がアップする可能性もあるので、転職活動してみて年収が上がるのか確認するのもあり。

• 副業は、事業所得化できるような内容が良いと考える。

お金を増やす

お金を増やすためのおすすめの方法の1つは投資。生活防衛費を確保した上で、残りを投資に回す。

株式投資

• まずは株式投資がおすすめ。インデックス連動の投資信託が初心者向け。大きな株価の値上がりは期待できないが、時間をかければ成長する可能性が高い。

• 高配当株投資もおすすめ。自分で高配当の個別株を選ばなければならず、優良株を見極めなければならないが、配当という不労所得を得られる。株価の値上がりの期待は少ない。

不動産投資

• 戸建て中古や新築マンションなど色々な不動産投資タイプがある。不労所得を得るのに有効な手段であるが、初期のハードルが高い。専門の書籍やセミナーで学ぶ必要がある。

お金を守る

• お金をたくさん手に入れたとしても、一瞬でなくなってしまったり、無駄な用途に使ってしまっていたりしては、本末転倒である。

• お金を貯めて、増やすことをまず優先し、ある程度増えてきたところで、どのようにお金を使うと自分は幸せを感じるのか、あらかじめよく考えておく。

まとめ

　お金の出口を塞いで、お金を貯めやすい状態にし、収入を増やしてお金を増やす、そして自分の使いたいことに使う、最高のサイクルだと思いました。自分のケースで言うと、元々無駄なことにお金は使っていないので、お金を増やすところをもっと強化していきたいと思います。具体的には、副業や転職です。副業は何から手をつければ良いか具体的にわからないので、noteで感じたこと、役立ちそうなこと、読書感想をまとめて、なにか自分がやりたいことのヒントになれば良いと思っています。転職は具体的には行動を起こしていないですが、お金を増やすには転職という選択肢もあると思うことで、構え方が変わるのかなと思いました。今の会社で出世して給料を増やす以外の選択肢もあると思うと、働き方が変わる、そんな気がします。
　あと心に残ったことは、お金を貯めてばかりいては結局お金に縛られて自由でないということです。お金は生活するためにもちろん必要ですが、心から楽しいと思えることにお金を使える、そうしないと人生楽しくないと思います。お金を増やし、やりたいことを自由にやれる、そんな人生を目指して頑張りたいと思います。