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《#無垢な泥棒猫》【明日の恋人は青い】#23才冬

忘年会行きたかったのに行きたくなくなった
金曜の夜は都会を歩きたい、とか
せっかく新しいイヤホン買ったのに、とか
いろんな想いが沸々と、突然に
非社会人
笑顔で叱られてみるという努め
寝惚けてとけいわすれた刺青ばれちゃうね



私の寝息で揺らぐあなたの頬の毛を抜いて、
睫毛にする。この左右の目蓋に細い毛を埋める。
あの頬で透ける金色はきれいだった。揺れていた。あの日の水平線みたいになりたかった。
あなたの睫毛だけが、
私を世界から隔ててくれます。

↕「涙のカタログ」布施琳太郎


熟れた桃から滴れた汁
波がひらいて、滑る砂
それは僕の骨盤だった
お願い今だけ握って

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