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SNSの「知り合いかもしれません」に「違います」と回答させろ

全ての大人が、昔は親からの愛のある親切に反抗している息子をやっていたという事実を思い出せば、もう誰も「うっとうしい」なんて言えない世界になるだろう。それはそれで窮屈そうだけど。

SNSでの話。自分はフォローしていないけど共通のフォロワーなどをヒントに、小さな脳みそのAIが判断して「知り合いではありませんか」とおすすめのユーザを紹介してくる事があるけれど、あれにイライラしているのは俺だけでしょうか?

むしろ「あの機能大好きです!あの機能が無いとやっていけない!」みたいな奴がいるのならば、どれくらいずれたファッションしているのかわざわざご足労かけてでも見に行きたいほどだ。

まずあの機能には、「私、あなたの友達知ってるよ!すごいでしょ!嬉しいでしょ!私があなたたちを繋いだキューピットなのよ!」みたいに自信ありげに、俺の全然知らん人を紹介してくるそのキモさを自認して欲しい。

だいたいお前の紹介してくるユーザは知らん人だから。「このユーザをフォローしているフォロワー」とかから見るに、確かに俺と同じ大学のようだけど、同じ大学なだけで全員知り合いだとかレベル1の勘違いしてんな。俺とお前は初めましての共通の話題を探している関係じゃないんだよ。

さらに、例えそのユーザが俺の知っている人だったとしても、そこからフォローはしないから。SNSさえも交換していないような中途半端な距離感の知り合いなんてその名の通りお互いを知り合っているだけで、SNSを通して君の趣味嗜好を知りたいと思うには、二人っきりのラーメン屋ランチ分だけ関係性が足りていない。

だからあの機能には面と向かって「違います」と言ってやりたい。そもそも間違った提案に対して、それの可否を聞かずに次の提案を繰り返すからいつまでたっても変わらないんだ。まるでパチンコ屋に通うフリーターのそれであり、将来性も計画性も反省もない。

あの機能には是非この記事を読んで世間の声を感じて頂きたいものである。しょうもないガールズバーのキャッチみたいなことはやめてもっと生産的な機能にしようじゃないか。今ある全ての英知を集結させば、君にも「こんなの見てるなら英単語の一個でも覚えた方が有益ですよ。」とかくらい言えるようになるはずだ。

あと頼むからこの記事の下に「こちらもおすすめ」とか言って知らん人の記事を紹介しないでくれよ。


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