キャプテン後輩

靴に石が入りやすい人

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要件を言わずに予定だけ聞いてくる奴は身の程を知れ

相手に何かを尋ねる時は先に自分から名乗ることは、現代に暮らす武士としては当然のマナーである。 何の用があるのか言わずに「10日空いてる?」みたいにこっちの予定だけ聞いてくる奴は、貴族の出身で甘やかされて生きてきたに違いない。 この予定の聞かれ方をすると、相手が誰であってもこっちが感じることはいつも同じで「その日が空いているかどうかはお前の要件によるから!」である。 要件が「映画一緒に見に行かない?」なのか「バイト変わって欲しい」なのかで、その日の予定が空いているのか空い

    • パスタサラダってサラダ枠でパスタ食べていいの?

      自分で自分をコントロール出来ない事ほど怖いことはない。自分では理解しているはずなのに、人間とはそんなに良くできた生き物では無いが故一瞬の気の迷いから間違えを起こすことは珍しくない。自分の中の自分を制御できなければその先に待つものは、暴走であり、そして破滅である。 最近太った。明らかに太った。どう考えても太った。定量的に質量が増加した。自分の腹部に自分では無い何を吸収合併し新たなる大きな生命体としての体を成した。 今まではどれだけ暴飲暴食を犯しても決して咎められる事の無い人

      • ファンクラブとは自分がファンである事を自認するための団体だ

        自分が何者であるかを自認することはどれくらいあるだろうか。自分が何者であるかの答えを探し求める為の人生において、自分が何者であるかを自認できる機会は非常に貴重であり、幾ばくかの代償を払って然るべきである。 最近ファンクラブと言うものに入会した。入ってはみたものの、どこにそのクラブの実態があるのかは分からない。欧州のサッカークラブのように全員で集まって何か練習しようとかそういう流れになる様子は今の所はない。 ではなぜ入ったところで何も生活の質が変わらないようなクラブに入会し

        • 相棒を失う悲しい世界があっていいものか

          誰に教わったかも覚えていないが、どうやらこの世界には「失って初めて気づく大切さ」というものがあるらしい。今まではどこか遠くの天竺で語り継がれている神話だと思っていたが、私は今回この言葉の意味を身をもって実感することとなる。すなわちこれは私が大切な何かを「失う」悲しいお話である。 iPhoneがぶっこわれた。 発売と同時に購入したiPhone 11とは4年半ほどの時間を共にしてきた。そろそろ替え時であるとは感じていたので(次の新作iPhoneの発売のタイミングで変えよう)と

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        要件を言わずに予定だけ聞いてくる奴は身の程を知れ

          考えなくてもいい事を考える僕と君

          ありそうでなかったものを発明しても必ずしもそれをみんなが求めているとは限らないし、誰かやっていそうで誰もやっていない事をやったところで必ずしも人気者になれるとも限らない。 最近になって結婚式に招待される機会が増えた。それも今までは誘われたとしても親戚くらいの距離の遠い存在の結婚式であったが、最近呼ばれるのは高校の同級生くらいに近しい存在だから感慨深いものがある。(ってか親戚と同級生はどっちが近い存在なんやねん。) そんな訳で周りから結婚式に関する話を聞く機会も増えた。しか

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          読書家ではないけど本を読む人

          私は時として本を読む。読書家と言えるほどの量では到底ないが、年間10冊くらいは読む。 自分がどのくらい本を読むのかを考えた時に、月に1冊は読まないけれども、2ヶ月に1冊では少ないと思っていた矢先に、「年間10冊」と言うキリも良ければ私が本を読むペースを表すのにもシンデレラフィットする数字と出会えた奇跡に感動した。やはり読書とは出会いである。 そんなシンデレラな私がどんな本を読むのかと言えば、9割が芸人のエッセイである。自分がキャッチーで読みやすいエッセイばかり読んでいる点

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          私が分別を出来なくなった日

          世の中には知らない方がいいこともある。これはある。絶対にある。その気付きによって今まで通りの生活を送れなくなるかも知れない。しかも何が怖いって、知識とは知らなかった状態へ戻すことが出来ないことだ。 みなさんご存知の通り、マクドナルドという罪悪感を旨味に変換するハンバーガーショップでは、提供される食器がトレーを除いて全て使い捨てである。そのため普通の飲食店であれば返却口とは厨房の洗い場に通じているべきであるが、マクドナルドの返却口には、入り口が燃えるゴミとプラスチックゴミの二

          私が分別を出来なくなった日

          SNSの「知り合いかもしれません」に「違います」と回答させろ

          全ての大人が、昔は親からの愛のある親切に反抗している息子をやっていたという事実を思い出せば、もう誰も「うっとうしい」なんて言えない世界になるだろう。それはそれで窮屈そうだけど。 SNSでの話。自分はフォローしていないけど共通のフォロワーなどをヒントに、小さな脳みそのAIが判断して「知り合いではありませんか」とおすすめのユーザを紹介してくる事があるけれど、あれにイライラしているのは俺だけでしょうか? むしろ「あの機能大好きです!あの機能が無いとやっていけない!」みたいな奴が

          SNSの「知り合いかもしれません」に「違います」と回答させろ

          「手分けして探そう」って効率悪いと思いませんか?

          別に誰に対する不満でもないけど、賢明な解決策を持っている訳でもないけど、カフェオレとカフェラテの違いは分からないけど、「手分けして探そう!」ってもっとどうにかならないかと思う。 ドラマとか漫画みたいに「あいつがいない!まさかピンチかもしれない!!」ほど緊張感高い場面なんてこの単調な人生にはなくて「おいおい、あいつどこいった?めんどくせぇ〜」くらいのテンションで「じゃあ手分けして探すか〜」の流れになる。 しかしこれがまあ非効率なこと、奢る奢らないのやりとりの如し 手分けし

          「手分けして探そう」って効率悪いと思いませんか?

          レンタカー24時間乗り放題

          いつも雰囲気だけで乗り切ろうとすると、いざお堅い立食パーティーに誘われた時に自分の品の無さを目の当たりにすることになる。ただ立食パーティーに行くまでは誰もその事実には気付かず、先人と同じ後悔を繰り返すのが人の性である。 信号待ちと言う生まれた時から避けられない確定している待ち時間にふと街を見回せば、バカが作ったような安さだけが売りのレンタカー屋ののぼりが目に入る。 「レンタカー24時間乗り放題2000円!!」 2000円って安すぎやしないかと驚くほど私は常人ではない。い

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          隣の部屋に引っ越してきた人が何だか怪しい

          アパートの隣の部屋に誰かが引っ越してきたようだ。 私の住むアパートはベランダの向かいがビルになっていて、夜になるとそのビルのガラス越しに自分の住むアパートが映し出されるため、上下左右の隣人の生活光から何となくの部屋の空き状況がわかると言う、何だが事件でも起きそうな仕組みになっている。 誰が用意したでもないその仕組みを存分に活用し、隣の部屋は空き部屋であることを知っていた私であったが、ある日隣の部屋からの明かりを確認してからは、TikTokに合わせてYOASOBIを歌うのを

          隣の部屋に引っ越してきた人が何だか怪しい

          突然前歯が欠けた男の一部始終

          その時は、突然やって来た。 何となく違和感のある舌触りから(なんか前歯に付いてるな)と感じ、さっき食べたグミの欠片が頑固にも歯にまとわり付いているのかと、今思えば呑気だった。 ティッシュで前歯を拭いてみるも、その違和感は拭えない。 はて、どうしたものかと鏡を見てみると、前歯が欠けていた。 欠けていたと言っても茶葉の一抹くらいの大きさ、もしくは米粒を千切りにした時のその一つ分、もしくはメダカ用のピアスくらいの大きさだ。 アホなら欠けていることに気付かないくらいのレベル

          突然前歯が欠けた男の一部始終

          明日早起きしたい自分へ向けた手紙

          拝啓、明日の朝の自分へ こんばんは、と言うかそちらはおはようございますの時間でしょうか。 私は昨日の夜のあなたです。 私が今手紙を書いているのは他でもない、私はぜひ明日あなたに早起きをしてほしいと考えているからです。 明日は一日中予定がないからこそ、早起きをして早朝の散歩がてら家の周辺を散策して、そこでふと出会ったおしゃれな喫茶店に立ち寄り、モーニングを食べながら又吉直樹の小説を読むような、そんな健やかな一日を過ごしたいと思っています。 今までも予定がない日に早起き

          明日早起きしたい自分へ向けた手紙

          森羅万象鼻糞賛歌

          変なことを考えてしまったので、もうこんなにも変なことを考えるのに人生の不可逆な時間を浪費しないように、その内容をここに記すとしよう。皆さんもこの記事を読むと言う時間の使い方が、愚かであると言うことを認識しておいてください。読み終わってからでは手遅れです。 世の中は色々な匂いで溢れている。ここまでは誰にも否定されないだろう。 そして人間、ひいては動物において、その多様な匂いを感じる部位はただひとつ、鼻だけである。ここまででもまだ誰にも否定されないだろうし、否定されても勝てる

          森羅万象鼻糞賛歌

          週二日の休みが予定でパンパンだと不安になる

          人間とは結局どこまでいっても無い物ねだりだなって思うことが増えてきたが、それってどうなのかと思ったりもする。案外今ある自分の手札を覗いてみれば、いいもの揃ってたりもするものなのだ。ブラックマジシャンがなかったとしても、エルフの剣士があれば悪いことなんてないじゃないか。 週二日ある休みに予定がパンパンに入っていると、その週末を迎えるにあたって、(今週はこんなにもパンパンなスケジュールでしっかりと休まることができるのか、、、ゴクリ。)とこの後、強大な敵と対峙するか細き勇者の気分

          週二日の休みが予定でパンパンだと不安になる

          インフルエンザと心中した正月

          2023年1月1日、新年早々インフルエンザになった。一年の始め方としてはとても芸術的であると自負している。 ふと思い返してみれば病気で寝込むのも久しぶりだ。ここ3年くらい新型コロナウイルスが流行して、意識的にマスクをしたり、手洗いうがいをしたりとなんやかんやウイルスには敏感になっていたせいか、高熱を出して寝込むことは無かった。 「インフルの予防接種、打ちに行かないとなぁ」とか思っていた過去の自分に対して、「思っているだけじゃ意味ねえんだよ。思い立ったその瞬間に予約取るとか

          インフルエンザと心中した正月