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子どもの指がなくなるかもしれなかったというトラウマを抱えて


#子どもに教えられたこと

世の中の初めて子を持つ特に男の人に伝えたい

ガサツはいけない

男子たるものどことなくガサツな部分があり

力技でこじ開けるようなことをしてきた人が多いと思います。
たとえば、

蓋が開かないのを無理やりこじ開けたり

動かない機械を意味もなく叩いたり

ん?なんだ?まったく、うぉりゃー!

って経験ありますよね?

子どもが生まれたら、この習性は封印しないといけません。

ゾッとする話

今でもトラウマになっている話です。

長女が生まれ2歳のとき、かわいくて、どこに行くにもついてくる

僕がトイレに行き、扉を閉めようとすると、なんだか扉の閉まりが悪い

あれ?

もう一回、締めてもなんだかどこかでひっかかってのか?最後まで扉が閉まりません。

あれ?おかしいな・・・と思い、この時まさに男の習性「ガサツ」が発揮されようとしていました。
力いっぱい閉めようと扉のノブをギュッと握って勢いをつけようとしました。

その寸前

わーーーーーーーん!!!!!!

娘の泣き叫ぶ声

娘がトイレの扉の付け根のところに手を入れて立っていたのです。

思いっきり扉を閉めようとするまさに寸前でした

わ?わーーーーーー!!!!

大丈夫かーーー!?慌てて駆け寄り指を見ました。

最初の2回は「あれ?」程度で軽く締めていたせいか、娘の指は青くなった程度でした。
最後に思いっきり閉めようとしたその寸前に気づいたのです。

あの時、男のガサツ級の一発をしてしまっていたかと思うと・・・ゾッとするどころではありません。

あの記憶を思い出すたびに、声が出ます

「あぁ・・・」

「わぁー!」

10年以上たった今でも、突然、ふと思い出すたびに声が出るんです。
トラウマというやつです。

今、中学生の娘の指を見て、ある、あるよね、もう10年以上前のことなのに。

結果、寸前で事なきを得たのに

トラウマは続いています。

あぁ、良かった。あそこで思いっきり扉を閉めなくてよかった…

一日一回くらい思い出して、声が出るんです。

それから、日々の生活の中で、とにかく危険がないか?どこかに子供の指が挟まるような場所はないか?
ここで起こりうる危険はなにか?
たとえば、ここに刃物があったら落ちた時、危なくないか?

実際、子育てをするならば、このくらい慎重でなければならないと思います。洗った包丁の水をきるのに振ったら手が滑った時危ない。
絶対に包丁の水切りは置いてするとか・・・

家具の角にはゴムパッキンをつけるとか・・・

とにかく慎重でなければならない。

家の中だけでなく、外も危険が多いですよね。危険を予測して、とにかく目を凝らして、日々、生活するようになりました。

子どもから教えられたことは危険予測です。

この予見の力が著しく低かった自分を反省して、今があります。

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