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“わたし”が紡ぐ虚の物語

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わたしという存在の片鱗。 ちょっとした余白にメモする感覚で書いています。 【タイトル変更履歴】 『嘘つきは作家のはじまり』⇒『わたし世界』⇒今
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2019年12月の記事一覧

アートに対する思い ~一人ひとりの自然から不自然が生まれる~

アートに対する思い ~一人ひとりの自然から不自然が生まれる~

水流苑神社を始めてから職業を聞かれたらアーティストだと答える機会が増えてきたけど、自分がやっていることを既存の言葉で表現する方法がアーティストくらいしかなかったというだけで、正直、アートが何であるかよくわからないまま、「お前がやっているのはアートではない」とか言われたらめんどくさいなあ、と内心ドキドキしながら、この一年間活動を続けてきた。

続けていくうちに、自然とアートについて考える機会が増え、

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水流苑神社のご利益って?(マイお賽銭箱の話)

水流苑神社のご利益って?(マイお賽銭箱の話)

水流苑神社では、首から「マイお賽銭箱」を下げて歩くパフォーマンスを行っております。

よく質問されるご利益についてですが、当神社は余白を祀る架空の神社なので、ご利益は「余白」になります。

という説明をすると99%の方が困惑されるので、ここでもう少し詳しい解説をしておこうと思います。

水流苑神社から発信されるものに意味はない基本的には、水流苑神社から発信しているものに意味はありません。作品にスト

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わたしのことを好きな人たちへ(嬉しいお金のもらい方&今ほしいもの)

わたしのことを好きな人たちへ(嬉しいお金のもらい方&今ほしいもの)

柳生華ちゃんとと話していた時に、「どんな理由付けで、どんな時にお金をあげたら喜ぶのかいまいちよくわからない。お金以外でも、何が欲しいのか謎」と言われて、『わたしもよくわからない』ってなったので、そのあたりを整理してみました。
(案外はっきりしていたみたいで、書き始めたらすらすら出てきた)

どんな形で、どんな理由付けでお金(それ以外のものも)をもらうと純粋に喜ぶのか〇神社グッズのように変なものが売

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来年のわたしへの橋渡し(2019年のふり返り)

来年のわたしへの橋渡し(2019年のふり返り)

そろそろ今年も終わりですね。2020年にどんな未来を描くかを考えるために、ここらで今年一年のふり返りをしておこうと思います。

月ごとの主な動きを書き出してみるとこんな感じ。

1月 水流苑神社誕生(変みくじ)
2月 恋愛ワークショップ
3月 ジンヂャータロット
4月 水流苑神社・社務所(オンラインショップ・現あやしい屋さん)
5月 結婚式・引っ越し
6月 浄化・奈良探索
7月

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同棲中の自分と別居中の自分との「差」について考える

日記が追いついてないけど(意訳:途中放棄した)、別居を始めてからそろそろ6日になる。
   
ここ数日は、自分から楽しいことを探して動くことが多い。神社の儀式を見学したり、儀式に参加したり(儀式がマイトレンド)、お店の人と仲良くなったカフェのパーティーに参加したり。
今日はこれから九月さんというピン芸人の方が挑戦中の『72時間軟禁状態でコントをする』という企画を見に行く。

そういう生活をしていて

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新しい風を取り込む習慣

これは同棲期間の最後の方から気づいてたことだけど、『やりたいことリスト』に取り掛かっている時に、自分からお出かけや遊びの予定を立てることがすごく苦手。

興味が『タスクを消化すること』に向かっている間はトンネルの中を走っている感じで、新しい欲求をキャッチしてそれを叶える方向で動くのが難しくなる。
それが新しい風を取り込む妨げになっている気がする。

これはもう性質だから、自覚した上で、たまにトンネ

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別居婚日記 ――DAY2

別居2日目。
(1日目はこっち⇒https://note.com/tsuruznomachi/n/naf6139d2fb29

家の掃除はほぼ完了朝はシーツ類を洗うところから始まった。ついでに布団も日干しする。1セットしか干せなかったから、残りは後日晴れた日に。
ついでに前日に掃除しそびれた部分の汚れを家事の合間にふき取る。散らかしっぱなしになっていた衣類も片づけて、家の掃除はほぼ完了。
場が整

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スマホが腹痛になった話(なってない)

スマホが腹痛になった話(なってない)

朝起きたらスマホの画面が拡大表示されていて、顔認証も反応せずロックすら解除できない状態になっていた。
暗証番号を入力しようにも、数字の一部が画面からはみ出してしまっているのでそれも叶わず。
   
そこでなぜか『寝て起きたら直っているかもしれない』と思ってしまった。
   
二度寝から目を覚ます。案の定、スマホは使えないまま。そりゃそうだ、腹痛じゃあるまいし。
  
でも、わたしは学習しなかった。

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ずっと一緒にいたいけど、いたくない理由

今回の別居のきっかけは、彼が感じている停滞感について話し合っていた時に「外に出たい」というキーワードが上ったことだった。その時に、そのうち伝えようと思いながら伝えられずにいたことを伝えた。

「最近、他に行く場所がないから仕方なくここにいる感じになってきてて、それもあって一緒にいる時間が惰性的になってきてるのが嫌だ。一緒にいたい時だけここにいて欲しい」

正確な言葉は覚えていないけど、そんな感じの

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別居婚日記 ――DAY1

12日の夜から夫・北くんとの別居生活がはじまった。今回は10日間ほど離れて過ごすことになる。

知らない人のために補足しておくと、わたしたち夫婦は「二人の家」を持っておらず、家なし生活をしている北くんがわたしの家に通ってくる通い婚のようなスタイルを取っている。
その中で、一緒に住んでいる時期を同棲期間、離れて暮らしている時期を別居期間と呼んでいて、12日から別居期間に突入したというわけだ。

ここ

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