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“わたし”が紡ぐ虚の物語

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わたしという存在の片鱗。 ちょっとした余白にメモする感覚で書いています。 【タイトル変更履歴】 『嘘つきは作家のはじまり』⇒『わたし世界』⇒今
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#水流苑神社

エネルギーアートの試作・完成

夫用に描いていたエネルギーアートが完成しました。テーマは『自分の天才性を信じ、自信がみなぎってくる感覚』です。

ちょっぴり不気味に見えるキャラクターは夫のトレードマーク・雄うずらのウズオ。勢いよく飛び込んで、異次元に頭が消えちゃってます。重なるように存在する別次元にはシダ植物が。

受け取った際の夫の第一声は「ウズオが死んでる」でした。その後、天才の偉人に見えてきたそう。なんやかんや気に入ってく

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画材屋さんで夢を見る

昔クレイアート用に購入したアクリル絵の具セットだけでは表現できないものが出てきたので、今日、画材屋さんで絵の具やメディウムを買い足してきました。

絵を描く目的で画材屋さんに入るのはたぶん初めて。十年くらい文ばかり書いてきたし、自分には絵の才能なんてないと思って生きてきたから、今こうして自信満々で絵を描いていることがすごく不思議。

カラフルな筆ペンセットやカラーチョーク、切り絵用の黒い紙、金

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百鬼夜行で死の世界へ

百鬼夜行で死の世界へ

11月1日に巫女×妖狐に扮して、百鬼夜行に参列してきました。前日はハロウィンということで、ケルト文化にちなんだ和製ハロウィンを行ったのです。

猫娘やから傘お化けなど大御所はもちろん、シダの妖精や神社の精など個性豊かな妖怪たちが勢ぞろい。

吉野駅からゲストハウス『KAM INN』まで、お土産屋さんを覗いたり、三途の川を渡るために六文銭を集めたり(私は枯れたアジサイの花やアザミを拾いました)しなが

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はじまりの前のニセ墓づくり

いま思えば、水流苑神社のはじまりは、長崎県・生月島でのニセ墓づくりだったのかもしれない。この時に、余白的なもの(=意味のないもの)を生み出すことに味を占めた結果、『意味のないものを作りたい』という欲求が強まり、数か月後にそれが爆発して水流苑神社が生まれることとなった。

そうだ、お墓を作ろう。きっかけは、夫の北くんが生月島に持っている土地で遊ぼうという企画だった。そこで何をするかという話をしていた

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「神社」を発信ツールに!そして、評価と関わりのない世界へ

「神社」を発信ツールに!そして、評価と関わりのない世界へ

2018年をふり返って 2018年は私にとって大変動期で、毎月のように自分を更新し続けていた気がする。新しい人や土地との出会いも多く、生きているという実感が強く持てた年だった。

 その一方で、勇気を必要とされる場面や、心を揺さぶられる場面も多く経験したように思う。『快適な環境を確保するために思っていることを口に出す』とか、『直接の繋がりがない人の家に泊めてもらう』とか、きっと他人から見れば些細な

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