私たちは、頑張ってなくても、ほめられる存在だ。

私の身近に、『頑張ってないことに対しては、ほめられない』という人が居るんだけど、その人も、その人の子供も、周りの人も、とても気の毒だ、と思った。

そう、頑張り屋さんほど、こういう風になりがち。

もちろん頑張ったことはとても評価すべきと思うけど、それだけじゃない。
例えば、優しい気持ちになれたことや、誰かと共感できたことや、いつも通りに生活できたことだって、どれも素晴らしいこと。

頑張らなくても、沢山の素晴らしさがある。



朝からそうつぶやいてから、『頑張ってる人にむけてしか、ほめられない』、その人のことを考えていた。

その人は、5、6年前、色んなことをやる私を見て
『MAKIさんは一体何になりたいわけ?』
て、不思議そうに聞いてきた。

『何って、別に、私は私やから…んー、やりたいことをやってるだけ』
私は驚いてこう答えた。


きっと、その人は何かになりたくて一生懸命に努力してきて、これからもそういう自分でいようとしてるんやと思う。だから、私みたいなのを見て不思議だったのだろう。


実は私も数年前まではそんな感じで生きていました。
頑張らないとほめられない。
頑張らない人は嫌い。
頑張らない自分はもっと嫌い。

でもあるときから考え方が変わったんです。
その詳細は割愛するけど、そして今みたいな私になりました。


どんな人も、その人にあった生き方があるし、経験してない人生や考え方は理解しずらいもの。

だからこそ、人が人に興味を持つし、分かりあわないことで刺激をもらい、他人を知ろうとして、自分を知ることに繋がる。

色んな価値観に触れていられることは、素晴らしいことなんだ。

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