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日本の「青春」映画をアップデートした3つの作品を紹介します。

今回は、2019年に公開された日本の「青春」映画について紹介したい。

ここで紹介する3作品は、どれも、刹那的な「青春」の輝きを美しく映している映画である。しかし決してそれだけではない。「青春」の先に広がる「人生」をどう生きるか。この作品たちは、僕たち観客に問う。そう、この3つの映画がリーチし得る射程は、あまりにも長いものなのだ。

10年前、僕自身が高校生だった時、この映画たちに出会えていたら、その後の人生観は大きく変わっていたかもしれない。もちろん、大人になった今観ても、得るものや気付きはあまりにも多い。その意味で、この作品たちは、届くべき観客の世代を特定しない普遍的な魅力を秘めているといえる。

それでも、この「人生」を変え得る作品たちが、まさに今「青春」の季節を生きる方たちに届いたら嬉しい。



『いなくなれ、群青』/柳明菜監督


「青春」の先に広がる「人生」について


『HELLO WORLD』/伊藤智彦監督


「セカイ系」の向こう側へ。今、「僕と君」と「君と僕」の物語が加速する。


『殺さない彼と死なない彼女』/小林啓一監督


僕たちは、「コミュニケーション」を諦めたくはない


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