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今年も釧路〜標茶間で運行する「SL冬の湿原号」知っておきたい座席選びの4つのポイント

《連続1287日目!》


1年前に書いた記事なのに、ここ数日、かなり読まれているものがある。


それは、北海道の釧路湿原を走る「SL冬の湿原号」に関するレポート記事。


どうやら、今週の土曜日1月21日から、2023年の運行が始まるとのことで、読みに来てくれている方が増えているみたい。


全国をいろいろ旅をしているほうだと思うけれど、この列車は本当におすすめできるもの。


お洒落ノスタルジーな車内もそうだし、ストーブ列車のぬくぬくした感じや、この中でしか食べられないグルメなどもたまらない。
しかも、車窓から見える真冬の釧路湿原の風景や鹿や丹頂などの野生動物たちの姿。
まさに、この列車でしか味わえないような魅力がいっぱいなのだ。


しかし・・
実際に乗ってみてわかった重大な事実もある。

それは、座席によってその楽しめ方が全然違うところ。


実は、この列車は3タイプの客車に異なる分かれているのに、そのどの座席も値段が一緒なのだ。しかも、座席によって見える風景にも大きな違いがある。これを知っているか知っていないかで旅の満足度も大きく変わってしまうのである。


JR北海道のホームページを見てみると、2023年の編成はこんな感じである。

1号車と5号車が昨年新設された「たんちょうカー」
2号車がレトロお洒落な雰囲気の「カフェカー」
3号車と4号車が、今年リニューアルされた「ストーブカー」

昨年は、3号車と4号車が普通車となっていたので、これがリニューアルされてお洒落になったのは嬉しいこと。
ただ、編成内容や他の客車は変わっていないようなので、昨年の法則は使えそう。


ということで、「SL冬の湿原号」の座席を選ぶ上で、ここだけは押さえておきたいポイントを昨年の写真とともに、まとめてみました。

行かれるかたは、ぜひチェックを!



ポイント❶👉釧路川側の席が圧倒的にいい


座席を選ぶ上でいちばん重要なのが、右側、左側のどちらを選ぶかである。


このSL冬の湿原号は、釧路湿原の中を釧路川に沿って線路が作られている。
その結果、釧路川に面した側と逆側では景観が大きく変わってきている。


釧路川に面した側は、大きく開けていて見晴らしがいいところが多い。
(逆側は林が多い) 

しかも、川沿いにはエゾシカのような動物やオオワシ、オジロワシなどの野鳥なども出没する機会も多い。


さらには、途中に停車するタンチョウのいる駅「茅沼駅」でも、タンチョウが見られるのは釧路川側の窓からである。


もう圧倒的に釧路川側の座席がオススメなのである。
(昨年新設された「たんちょうカー」で逆側のボックス席に高さがついているのも、釧路川側の眺めを見てもらいたいということを表している)

注意するポイントとしては、このSLでは、釧路から標茶に向かうのぼりと逆に戻るくだりの車両の向きが入れ替わらないことがあげられる。
つまり、往復で釧路川側を予約するときには、逆の向きの座席を買う必要はなく、同じ向きの番号(同じ席と覚えればわかりやすい)を買うこと。


それでは、どの車両のどの席がいいのかを具体的に共有したいと思う。



ポイント❷👉いちばんのオススメ「たんちょうカーのカウンター席」

もし、自由に選べるのであれば、新設されたたんちょうカー(1号車と5号車)のカウンター席が圧倒的にいい。大きな窓に座席が向いており、移りゆく釧路湿原の様子を見ていると、まるで映画館のようである。

しかもボックス席に比べて座席がかなり広く、となりの席とも間隔が空いているのでゆったりとした旅を体験できる。

そのたんちょうカーのカウンター席の中で、いちばんの座席というと展望通路に面した端の席である。(1号車で言えば11Dと12Dの席)
隣に乗客はいないしすぐに展望通路にいくこともできる。しかも最後方の車両を選ぶと、カーブを通る際に列車全体を見渡すことができる。

とにかく、たんちょうカーのカウンター席が抜群にいいのである。




ポイント❸👉他の客車では、釧路川側ボックス席を。特にAとDがオススメ

たんちょうカーの釧路川側が取れなかった時に、その車両の反対側の座席をとるか、それともカフェカーやストーブカーの釧路川側をとるべきなのか。ここは迷うポイントになると思う。

自分がオススメしたいのは、やっぱり釧路川側である。
前述したけれど、このSL冬の湿原号は、釧路湿原の中を釧路川に沿って線路が作られている。釧路川に面した側と逆側では景観が本当に違う。
しかも、途中に停車するタンチョウのいる駅「茅沼駅」でも、タンチョウが見られるのは釧路川側の窓からである。

もう圧倒的に釧路川側の座席がオススメなのである。
そうなると、他の客車の中の奇数番号ボックス席のA、Dの席。しかも進行方向を向いている席(のぼりとくだりで変わる」を狙っていくべきなのである。



ポイント❹👉希望の座席が取れなくても諦めない


運行本数も限られていて、釧路川側の座席も限られているSL冬の湿原号。
希望の座席が取れない方も多いと思う。


でも、そこであきらめていけない。
ギリギリまで座席確保を粘ってほしい。

みどりの窓口での購入ではなく、えきねっとでの購入の場合は、乗車まで座席の変更が無料でできる。キャンセルなどがあった場合には、その座席に変更することができるのだ。
実は、自分もギリギリまで座席をチェックしながら、希望の座席にたどり着いている。
(結構当日まで空きが出たりする)


あきらめないで粘ること。これは絶対にやってほしい。




冬の釧路湿原の大自然と、そこに生息する動物や野鳥たち。
上記の内容を参考にしてもらい、ぜひ楽しい旅にしてもらいたいと思う。

また、より詳しいポイントやレポートはこちらに書いてあるので、よろしければ!


※あくまでも私見に基づくリポートになります。実際の運行状況等変わる場合もあると思います。ご了承ください。

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