見出し画像

鮭と帆立・茶碗蒸し・トマト蒸し

和せいろ2段で料理をしました。
そもそも、和せいろは深型1段で使われていますが中華せいろのように
食卓に出せるように浅型せいろを作ってもらいました。
また、火加減も蒸気のまわりが上の段が少なくなるので茶碗蒸しなどは上の段にすると中火にしなくても大丈夫です。

今回は、浅型せいろにキャベツを敷いて鮭と帆立をのせ深型せいろにそば猪口を入れて具無し茶碗蒸しとプチトマトを蒸しました。

テーブルセッティングはこんな感じに
鮭に味つけしなかったのはお好みで調味料を使うようにするからです。

蒸し料理の良いところは、素材の味が引き立つので塩だけでも味付けは十分になることです。取り皿に取ってそれぞれのお好みで塩、醤油、オリーブオイルなど、つけたりかけたりして食べればいいのでレシピを気にする必要はありません。

茶碗蒸しは卵と出汁だけです。具材を準備するとその分時間と手間がかかるので省略しました。プチトマトは生でも美味しいですが、火を入れると甘みが増して塩を一つまみかけると味が引き締まります。オリーブオイルをかけても香りを楽しめます。

サラダがわりに大根の千切り

シンプルな素材でも、うつわが存在を引き立ててくれます。
蒸しものだけだと食感に変化がないので、生の大根を千切りにして刷毛目の茶漬け椀に入れてかつおぶしをのせました。
こちらの味付けもお好みで醤油・ドレッシング・塩・オリーブオイルなどをかけて召し上がっていただけます。

蒸し料理を続けていると、過剰な味付けはいらないと感じます。
日々の食事は、献立を考えるのも大変ですし、献立が決まっても調味料の種類・分量を見ながら作るのも大変です。ましてレシピ通りの素材を用意するのは至難の業です。

今冷蔵庫にあるもの、また旬の素材を気軽に蒸して味付けはお好みで。
そして、お好みのうつわの力を借りて食卓を豊かにするのもいいのではないでしょうか。

和せいろの調理をしている動画をUPしています。↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?