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川は水は仲間か敵か(1643字)

川は怖い顔も見せる、
それを嫌ってほど
突き付けられた、
このシーズン
ここ何年かで言えば、
豪雨被害も毎年必ず
ニュースで大々的に伝えられ、
深刻な被害をもたらしてきた
昨年では西日本豪雨、
その前で焼き付いているのは、
福岡や大分など襲った
平成29年7月の九州北部豪雨
それから
平成27年9月
関東東北豪雨では
日光市などで被害や
鬼怒川決壊が、
更に1年前には
8月豪雨は広島市で
深刻な土砂災害を発生させた
昨年は、台風21号による
高潮で関空エリア周辺の
交通網を寸断した
これらは、主な水害と、
その主な地名を
挙げたに留まり、
大きなニュースには
ならないものの、
私たちが見知っている
見聞きしている以上の
広範囲で、被害は
甚大なものとなってしまい、
復興すべきモノは非常に
多岐に多様に存在している
川、雨、水、
危険極まりないことは、
分かってはいるが、水場、
川辺の何から何まで、
金輪際は敬遠して
忌避すべき対象なのか
といえば、それは
一長一短があると、
今声高に言い触らすのは、
タイミングとして適切か否か…

治水対策、大雨洪水対策を
今後より一層徹底して
いくのは当然として、
川の良さについては、
シンプルに河川敷、澄んだ川、
水質が良ければ
お酒やら和紙などにも…
川があるところなら大抵
散歩できます、
スポーツする広場あります、
産業発展に寄与します、
って…ええと、
漠然としているので、
具体例を個人的に述べると、
最近10月に訪れた
日高市巾着田は言わずもがな
巾着カーブの内側に
曼珠沙華が咲き乱れていたし、
公園内は観光客でごった返して
交通渋滞も半端なかった
荒川なんて埼玉県を
貫いて東京湾に流れ、
その途中では、
秀逸なのは長瀞ですかね、
長瀞の岩畳も寄居玉淀も、
秩父鉄道SLの荒川通過の様子、
熊谷市とかさいたま市
戸田市とか荒川
河川敷なりグラウンドやら公園
小歩危・大歩危の峡谷は、
徳島三好市吉野川
上流の名勝地、いやあ
神戸から日帰りしてって、
谷というか道路から
川底は深いのなんの、
春夏は緑、秋は紅葉、
上に下に、ドライブしてたら
まともには観られませんけども、
走ってて車窓開けて
マイナスイオン?何か
良い空気しか無えなって
感じに浸れるトコロ
大阪市北区中之島は
中之島公園、
休日に寄ったら、その時は
バラ園ですかね、
イベントなのか
来園者も凄くて、
遊覧船だかボートも
公園の左右を囲む
川を滑るように巡航
何か水の街っていうか、
大阪イコール水の都って
感じをまざまざと
見せつけられたなって、
いやあ実に良かった!
また地元に戻って、
越谷レイクタウンですよ、
実際に行ってみるまでは、
何が凄いとか全然
知らなかったけど、勿論、
イオンレイクタウンは
頗る広くて何でもあってで…
大切なのはレイクですよ、
調節池を囲うように周りには、
駅も住居も湖畔沿いの歩道も
気持ち良い
このレイクタウンという
街のキレイさのポイントに
しみじみしますよ

あくまで個人的に
印象深い川たちと
隣接する魅力を述べました
きっと川に関する、
思い出が皆さん
それぞれにあるでしょう
川の氾濫や
堤防決壊のリスクから、
タワマン街など首都圏の
都市部でも、山間部や
その近くも、今回の経験から
川の近くだけは
避けようという、
身を守る安全対策に、
舵が切られることは当然。

ただし、川を楽しんだり
川と戯れるような、
川場と人との営みが、
過度に失われていくのは、
何だか世も末な殺風景が過ぎる
川のある生活における
良し悪しやリスク、
川が暴れ兼ねないものだ
という危機意識、我々が
自然の脅威を、このご時世では
よりキャッチしていく
必要が有ることに
疑問の余地は挟めない
水害対策を講じ、
水害からの回復
プランも用意して、
川とも上手く
付き合っていけるように、
そして、時間をかけても、
それまでの営みを
止めなければならない
ようなことには
ならないように、
迅速かつ適確に歩を進めたい
少し呑気で
悠長過ぎるかもしれない、
しかし、ソフトでも
ハードなことにも、
柔軟に対応して、時に楽しみ、
時に戦い上手く付き合う、
川や池や湖や海や水を始め、
自然や異常気象を相手に
何とか伍していきたい
負けない諦めない

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