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コミュニーケーションで運命を変える#04

コミュニーケーションはなぜ必要か

今回のお話をする前にあたり、私たち人間が持っている欲求について少し詳しくお伝えする必要があります。

マズローの5段階欲求

マズローの5段階欲求(6段階欲求ともいう)をご存知でしょうか。

知っている、という人もいれば、初めて聞いた、という人もいるでしょう。

知っていると感じた人は、脳の成長を止めないためにも、いま一度、初めて聞いたという気持ちで、読み進めていって欲しいと思います。

図にもあるように、下から順に、生理的欲求、安全欲求、所属の(社会的)欲求、承認欲求、自己実現欲求、自己を超越した欲求というふうに分類することができ、下から順に満たしていくことで、人は豊かになっていくと言われています。

また、1段目から4段目までを「欠乏欲求」、5、6段目を「存在欲求」といった分類をすることもあり、日本では、生理的欲求と安全欲求は国の制度なども含め、自然と満たすことができるようになっている場合が多いです。なので、多くの人は、生活していく上で、意識的に満たしたい、満たそうとするのは、所属の欲求と承認欲求です。

少しわかりづらいこともあるので、具体的に解説すると、

所属の欲求とは、友人関係や会社の中で、
自分のことを理解して欲しいという欲求だといえるでしょう。

承認欲求とは、さらにその集団の中で、自分のスキルであったり、リーダーシップであったりを発揮したい、認めてもらいたいといった欲求です。

なので、私たちは日々の生活の中で、所属の欲求と承認欲求を満たしたいと感じながら行動しています。

例えば、お腹が空いてランチに行こうと考えた時、隣の同僚をランチに誘ったとします。その時、相手があなたの意見に同調し、その誘いをオーケーしてくれたら嬉しいですよね。

また、仕事なとで上司に頼まれたことをやり遂げた時に、「ありがとう」や
「ご苦労様」などの言葉をもらえると嬉しくなります。逆に、何も言ってもらえなかったり、「なぜもう少し早くできないんだ」と言ったふうに否定されたとしたら、自分は必要ないのかな、などと悲しい気持ちになったりした経験はないでしょうか。

もうお分かりですね。

私たちに欠乏している欲求、満たしたい欲求の半分以上を占めているのが、
所属の欲求と承認欲求であり、それを満たすために私たちは日々、相手と
コミュニーケーションをとっているのです。

つまり、生まれながらに持っている欲求の半分以上を占める欲求を満たすために、相手とコミュニーケーションをとり、相互理解することを本能的に望んでいるのです。

世の中には、あまり人と関わりたくないという人がいます。一見、その人たちはコミュニケーションをとりたくない、とるつもりがないと思われがちですが、そうではありません。

自分のことを理解してくれる、ごく少数の人たちとだけコミュニケーションをとりたいと思っているのですね。

引きこもりと言われる人たちもそうです。
彼らは、世の中とのコンタクトを遮断したと思われがちですが、実はそうではなく、直接相手とコミュニケーションをとっていないだけで、彼らはネット上で自分のことを理解してくれる人とだけコミュニケーションをとっているのです。

つまり、引きこもっていたとしても、自分のことを理解して欲しいという欲求は持っているということです。

では、あなたはどうですか。

自分のことを理解してくれる人とコミュニケーションをとりたいですか。
自分のことを否定ばかりする人とコミュニーケーションをとりたいですか。

聞くまでもありませんね。

それは相手にとっても同じはずです。

なので、まずは相手のことを理解する、受け入れてあげることが、相手と
コミュニケーションをとるための第一歩なのです。

コミュニケーションスキルをマスターし、誰もが認め合えるステキな世界を一緒に作っていきましょう。

ありがとうございます✨デザイナー目指している娘にiPad買ってあげたいと思います✨