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ダイバーシティなんて。


今新しい取り組みで、プロジェクトの進行管理をしている。
そこで取引先と関わっていて、いかに自分が不運な目に遭っているかを思い知らされて、悔しくて眠れないから、書く。

自分は身長が150以下だ。
「小さくてかわいいね」と言われるような容姿ならば。
または末っ子のようなに甘えたり世渡りが上手な性格であったなら。

わきまえられない女。

たくさん理不尽な目に遭う。
上司でさえ、ちょっと当たりどうなの?と心配してくる。
私だって嫌だし怒ってるし悔しいけど、
「あ、まただな」って諦めている。

うち一人のことが嫌いでその対応するならまだ良いんだけど、
誰も幸せにならない行動をよく選びましたねってゾッとする

そういう扱い受ける度に、少なくとも自分はいなくなった方がいいなと思ってる。

他の人がプロジェクトを担当した方が、いい結果になるだろう…

言おうとして飲み込んだ言葉で溺死しそうな日だった。


あまりにも我慢できないことが続いたから、言い返したんだよね。
そしたら、相手は固まってた。
「すみません」って言ってほしかったのかな。
あなたは正しいですって承認欲求のために。

プロジェクトを進めるにあたって粗探しする時間があったら、どうしたらもっとよくなるだろうって考えていたいし、悪者をつくる前に協力できんかねって切なくなるよ。

踏まれたことない人には分からないのだなって。社会の構造に打ちのめされてばかりだ。

今まで当たり前だったことも段々おかしいと気づいて学んだはいいものの、自分の中の常識を変えようって言ったって、それを理解してもらえないとこの社会で生きていけない。

尊敬する生き方をしている人を真似てみたって、同じこと。
男と女でこうも違うのかってびっくりするし、刷り込みや経験、そんなん理解されないどころか想像もできないだろうなって悲しくなる。

細かな連絡も決断もできて行動力もフットワークもあって、プロジェクトの進行管理は向いているけれど、社内ではなく外の人と対面で会って何かをするのは「困難」かもしれない。

対面しなくていい、テキストだけのカスタマー対応の方がいいのかな、なんてちょっと諦めかけている。でもそれならば、今の会社であったり契約形態でいる必要もないし、本気でやりたいことでもないのだから、どこか他を探した方がいいような気もする。

「低身長女のトリセツ」みたいなブログがあって、それに書かれていることは割とその通りだ。
容姿や性格に需要があれば困らないのかもしれないが、自分はただただ扱いづらい気の強い人間だ。
オフィスには、だいたい居場所はない。

ケア労働もちんよしもしない。
そんなことを押し付けなくたって、仕事をしっかりやっているんだからもっと人間として扱ってくれよと思う。

(なんでこのタイトルにしたかというと、このプロジェクトで掲げていることだから。)

分からないんだったら調べたり学んだり耳を傾けたり、そこからじゃないか。
教えてくれることを待つんじゃなくて自分のことを疑ってみてほしい。

このプロジェクトを進めながらも踏まれ続けている事実をいつか直接、誤解なく伝えられるように、経過として書いておいた。

折れるのは違う。
今までずっとそうしてきたんだけど、このプロジェクトだからこそ言うよ。


言うんだけど、今日一番苦しかったのは、
耳を疑うようなやりとりを聞いてしまって…
自分は地獄耳だから。

録音しておけばよかったと思ったし、それを上司に報告して取引先に伝えてもらうにあたって、途中から「あれは聞き間違いだったんじゃないか」と不安になったこと。

でも明らかに聞き間違いだとしたら文脈がおかしいし、とかって考えながら
「女性は平気で嘘をつく」なんてパワーワードが鳴り響いていた。

自分の被害妄想なのではないか。
そんな風に全部自分が悪いって思い込んだりするのって、ハラスメントと同じだ。

録音しておけばよかった。なんで今回のこと、責任転嫁されてるんだろう。

衝撃だった。心臓がえぐられるような気持ちが、耳から入った情報が嘘なわけない。

いい加減にしてほしい。他にもまだあるの。
どうして認識の違いに気づいているなら助言したり協力しないのかな。
困るのはこのプロジェクトが成功しないことなのにさ。

納得はしていないけれど、切り替えるよ。
まだまだまだ終わらないんだから。
自分は眠れなくなったりしているけれど、ちゃんとやるから。
もう少し、もっと、がんばれるから。

反省はしても後悔しないようにやっていくよ。

終わり

サポートしてもらえたら、とても嬉しいです。カフェで書くことが多いので、コーヒー代にします。