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脳卒中後の自動車運転再開支援を行いたいと思った理由

こんにちは、和歌山県で作業療法士をしています。宇治と申します。

タイトルにもあるように、私は約2年前に脳卒中後の自動車運転再開支援を当院ではじめました。きっかけは以前に脳卒中を発症した方で仕事や趣味等で自動車運転を強く希望される方3名も担当しました。

はじめは、リスク面ばかりを考えてしまい、安全に暮らしてもらいたい気持ちで関わっていました。しかし、身体機能が良くなっていくにつれ、より希望が強くなってきました。とうぜんですよね。そこから私も作業療法士として、自分ができるサポートを全力で行おうと思いました。

しかし、知識はもちろん、SDSAやドライビングシミュレータなどの、自動車運転支援が行える評価材料が少なく、その時は文献にある机上検査や身体機能の評価を行う手段しかありませんでした。

なので、運転支援を行っている病院へ紹介を行いました。

その時から、当院でも支援が行えるようになりたいと芽生え、まずは知識を増やすために、運転支援を行っている病院の作業療法士の話を聞きにいくなど行動しました。大変でしたが、実際その世界で活躍している方の体験談や注意点などを詳しく聞くことができたことが今も生かされています。

支援を行おうと思っている方は、まず支援を行っている方に相談しにいくことをおすすめします。

宇治作業療法士として、今後も困っている方に全力でサポートしていきたと思っています。


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