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永遠の門 ゴッホの見た未来


最高!最高!!最高!!!!

ゴッホの人生をゴッホの視点で。

ふつうに就職して、ふつうに結婚して、ふつうに子供産んで、ふつうに孫出来て、ふつうに死んでいく。
この全てにおいて、普通ではないのだけど、普遍的な何かがそこにはあって。
ゴッホは、ただただ自分の中に何か追求するものがあった。それが美であり、描くことであり、自然であり、、決して普通でないものを求めているのではなく、
そういった人生観みたいなものが溢れ出てた。

ゴッホは療養施設に入れられてしまったり、アルコール依存症のような描写があったりと、そこにも普通ではない何かがあった。ただ、決して理解し得ない事ではなく、誰もが心のどこかに引っ掛かることがある、そんな内容だったのではないだろうか。

絶景を見た時ついつい、にやけてしまい、心をくすぐる思いを覚える。その一方で、心がスッとするような壮大な景色、、自然の本質は美だから。というような表現がとてもグッときた。

セリフは少なく、聴こえてくるのは自然の音色、それからクラシック。視覚的な、情報がとても多いのは言うまでもなく、画家の作品だから。カメラワークは終始だれかの目線。こだわりきった作品だった。

50フランで女を口説く描写はクスッとしてしまう。

『シェイクスピアは誰よりも謎めいている。』

『平らな風景を前にすると、永遠しか見えない。存在には理由がある。

『この花はやがて枯れて色あせる。
僕の花は残る。』

『自然の本質は美だから。』

『僕が見ているものを人々と分かち合いたい。生きるとは何か、人々に感じさせられる。』

『神は"自然"であり、自然は美しい。』

『描くことは美的であり、欠点だ。』

『目には見えぬものを心に留めよ。』

『僕は悲しみに喜びを見出す。悲しみは笑いにまさる。』

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