見出し画像

夏痩せ

連休をはさんで、夏休み!で、子供たちふたりと岡山ですごしてきた。その間、日課のEMSもできないしボール踏みもないし(幼児2人連れでの旅は、高所登山ばりに荷物削りに気合が入るのだ)、出された食事は基本的に何でも食べる(2回もバーベキュー企画があった)という原則で過ごすため、多少のリバウンドはあるだろうと見越していたのだけれど、

戻ってきて体重をはかると、なんと、7月頭からの記録上、最低の数字が。具体的には、3か月で4キロ減と設定した目標までに、あと0.1kgまで迫っていたではないか!

まあ確かに、運動量が多かった。

岡山に到着早々、駅に迎えに来てくれていたジジババと直行で県北の鍾乳洞を探検しに行ったり(満奇洞);暑い中実に涼しかった。周りには何にもないけど行くに値する。

洞窟内を歩いてみて30分くらい。「八墓村」の撮影現場というだけあって、人の多い夏休みでなければ、蝙蝠なんかもいて、ライトアップされていても怖いらしい(妹家族と貸し切り状態で歩いたことのある両親談)

桃狩りしたり大原観光果樹園@岡山県新見市);お勧め度はまあまあ。子供はやはり味覚狩りが大好きで楽しんでいたけれど、大人は暑くてばてた。東京から大移動の果てに、私、多分この辺で体力を使い果たした。

廃校になった小学校をリノベした旧・音楽室に泊まったり星ノシタノゲストハウス);ここが凄く素敵なところだった。とにかく辺鄙な場所で、お目当てだった星の観察は生憎の曇りで叶わなかったけれど、大満足。

宿泊は1日1組限定だから、広々していて楽器たたき放題。夜のバーベキューも美味しかったし、昼間は観光客で行列のできる人気カフェを貸しきりでいただく朝食も健康的。隅々まで掃除が行き届いていて、スタッフの方もとても感じが良かった。幼児連れは手前の畳コーナーにお布団を卸して寝ることもできるし、湯舟はないけどシャワー室も清潔で使いやすかった。今度また、友達家族を誘って、以前いった蒜山のコテージか海側の直島とのコンボで岡山ツアー組もうかなと思ったね!

問題は、この夜、油断して久しぶりにワインを2杯飲んだら、それを引き金に、このところ潜在的にヤバかった喉のコンディションに長旅がたたって悪化して酷い頭痛が始まり、翌日が台無しになってしまったってこと(もう一つの大きい洞窟を見たりする地元の観光予定をすっ飛ばして実家に直帰することに。)

さておき、実家では、庭でいとこたちとバーベキュー&そうめん流し&スイカ割りしたり(さらにその後ビニールプールを設営してちびっこ大騒ぎ)

家の近くの海に行ったり;大きな海水浴場より、ジモティしか知らないようなきれいな小さいビーチが静かで良いのよ…私も子供の頃によく遊んだ海岸で、大人っぽい顔つきで海をながめる二歳児。表題写真の、ウミガメの浮袋に乗ってじいちゃんに引っ張ってもらってぷかぷかするのも相当気に入っていた

花火にチャレンジしたり;最初にいとこたちとやったときは怖がって「オレ、花火嫌いだからお家に入っている」と言っていたヨーヨーだが、その翌日に東京の友人家族がはるばる泊まりに来てくれた時には、自分より小さい女の子の前でお兄ちゃん面をして、勇気を振り絞ってやっているうちに楽しくなってノリノリになっていた。その様子を見ていたあーちゃんも、自分で持てるようになったよ。

2歳でも花火を楽しめることが分かったが、(海遊びもそうだけれども)幼児1人に対して大人が1人りついていなければならない。火の怖さを知らなくて平気で踏み越えようとしたり人が火をつける前に立ったりするため、「あぶないよ」「ひとにむけちゃだめだよ」と一々口に出して教えながら。

まあ、私自身は初日に倒れてしまったので2日目とか薬を飲んでほぼ寝ていて(その間、子供たちは蝉取りとか庭の野菜・果物収穫とか、その間も色々楽しんだ様子)、その後もだいたい大変なことは全部、ジジババや妹夫妻にやってもらった感が強いけれども、養生しつつも場所見知りでママの膝から離れないあーちゃん(2歳1か月)の対応はしなくちゃというわけで、要するに、やつれた。

でも、個人的に一番大変だったのは、初日の品川駅。そこまではタクシーで行って、岡山駅までは両親が来ているからワンオペでも大丈夫と思っていたけれど、通勤ラッシュの品川駅構内を甘く見ていた。

背にザック、右手にスーツケース、左手にベビーカー(あーちゃんが「私はもう自分で歩けるのよ!」とベビーカーを拒否することを失念して出たのが致命的だった)、両手が塞がった状態で、2歳児と5歳児をつれて構内を横切ろうとした時、速足でドドドドドと歩くビジネスマンの流れが、増水した大井川に見えた。比較的わたりやすいところを見つけるために相当歩いて、「よし、仕方ない、行くよ!」って決心して、ヨーヨーに片手でママの服につかまり、片手であーちゃんの手を引いてついてきてもらうという荒業で渡り切ったけれども、うーん、子連れ移動はラッシュ時は避けるのがやっぱり鉄則だね。

まあ、そんなこんなで、母ちゃんは痩せた?窶れた?けれど、子供たちにとっては楽しい思い出てんこもりの夏休みだったはずである。ふぅ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?