クリエイターとは何か。
「コピーライターはクリエイターではなく会社員だ。」
「コピーはクライアントのお金で作らせてもらっているものなので作品とは呼ぶな。」
って話をよく聞く。ごもっともだなと思う。私も仕事何してるんですかって聞かれたら、「会社員です。」とか「OLです。」って言う。
コピーライターって伝わらないからってことが一番にあるけど、いまの私の力でクリエイターですって名乗るなんておこがましいなと思うから。
そもそもクリエイターってなんぞやと思って調べた。
クリエーター (クリエイター、creator) とは、クリエイトする人や物の事である。 主に以下の意味で使われる。創作家、制作者。
制作者ではあるから、クリエイターと名乗るのは間違いではないのかもしれない。
私は表現者だという意識を持つために、私はクリエイターなんだと自分に言い聞かせつのは悪くないと思っている。
ただ、「私はクリエイターだから!」とクライアントの意向を無視して突っ走るのはコピーライターとして失格だ。
コピーライターを生業にしている人で、"表現に磨きをかけるな。クライアントの言うことだけ聞いとけ。会社員なんだから。”って言っている人なんていないと思う。
コピーライターは会社員だって言っている人は、きっとそういう意味を込めて言っているんだろうな。