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ASD育児#24 コロコロコミックに夢中

息子の最近のはまりごと。
それは、コロコロコミックです。

小学館のサイトには「日本一売れてる激強月刊コミック誌!」とあります。
1977年創刊とあるので、50年近く子どもたちに寄り添ってきたことになりますね。
夫も小学生のときに読んでいたそうで、息子に買ってきたのがきっかけではまりました。

ドラえもん、ポケモン、妖怪ウォッチ、星のカービィといった私でもわかる超有名作品から、にゃんこ大戦争といった最近(?)のものまで。
Youtuberのまいぜんシスターズがマンガになっているのには驚きました。

ASDっ子の息子は、好きになったらのめり込むタイプ。
以前は図鑑をよく読んでいましたが、今は毎日のようにコロコロコミックを読んでいます。

学童にもコロコロコミックが置いてあり、最近は友達と遊ぶより、読書する時間のほうが多いようです。
お迎えに行くと、息子の周りに10冊近くコロコロコミックが転がっていたことも。
他の本を読む時間が減って少し残念である一方、良い効果もあるのではと思っています。

1.読解力の向上
マンガを読んで笑っているということは、ストーリーを理解しているということ。
視覚優位な息子にとって、絵と文字で読むマンガは、活字の本と比べて理解がしやすいです。
ASDの特徴として「相手の気持ちを考えることが苦手」というものがありますが、登場人物の気持ちを考えることで、他者理解や想像力を身に付けてもらいたいです。

2.速読力の向上
マンガのおかげかは不明ですが、文章を読む速度が上がったと感じています。
吹き出しで言葉が区切られていること、1コマがそれほど長文でないことが関係しているのかな、と思っています。

3.語彙の学習
読み仮名はふってありますが、漢字やアルファベットに触れることができます。
習っていない漢字を覚えたり、ちょっとした雑学を覚えたり。
コロコロコミックのようなギャグマンガだったら、だじゃれなどの言葉を学ぶこともあるでしょう。

4.リラックス効果
現実には起こらないような非日常の世界観を読むことで、ストレス発散効果があるのではないでしょうか。
毎日自由に生きている息子には、あまりストレスはないかもしれませんが、笑いによるリラックス効果はあると思います。

私自身は、コロコロコミックは読んだことはありません。
息子がよくコロコロコミックの話をしてくれるのですが、ちんぷんかんぷんです。
子ども時代は、少女漫画を通ることなく、ジャンプやサンデー、マガジンなどの少年漫画をよく読んでいました。
息子曰く「小学4年生くらいになったら、(コロコロから)ジャンプになる」

小4でオトナの階段を上るらしい

今はコロコロコミックをのび太スタイル(寝転がりながら)で読んで、ゲラゲラ笑っています。

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