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もしかしたら違っていたかもしれない

大誤報の果てに

皆さんはどんなクリスマスを過ごしますか?
○ンタッキーを食べたり?ケーキを食べたり?
オードブルを?お寿司を?ピザでしょうかね?


どんなクリスマスでも、楽しく過ごせますようにお祈りしております。
クリスマス寒波がやってきているので、
お身体に気をつけていきましょう!


皆さんは「光文」って聞いてピンきたりしますか?分かる方もいると思いますが、続きを書いていきます。


この話は大正15年12月25日に遡ります。
この日は歴史が変わる日でございます。

大正天皇が崩御され、次の天皇が継承していく際に『元号』が必要になります。


大正の次の元号は「昭和」ですよね?
それは日本人であれば知っているのは承知のことですし、至るところで目にすることがまだまだあるので、元号とかを意識して知らなくても何かの単語なんだろうなぁ~くらいにはわかると思います。


では、「光文」とはなんなのか?
それは見出しにある大誤報になります。

現在の毎日新聞、ときの東京日日新聞が報じてしまった大誤報。俗に光文事件と呼ばれているこの誤報。


前もって情報筋から「光文」になるということを入手した東京日日新聞は、特ダネとして報じます。


しかし、皆さんご存知のとおり、大正の次は
「光文」ではなく、「昭和」なのです。


つまり、これが誤報であったというわけです。
世紀の大誤報とまで言われている事件ですが、ことの真相は諸説ありますが、新聞が「光文」と報じたので、急遽候補案の中にあった「昭和」を選んで改元した。というのが有力な説のようです。


ただ、この話は大誤報のままでは終わらないのです。再び歴史が変わる瞬間がやってくるのです。そう、昭和が終わり、元号が変わるときです。


平成に変わる際、昭和64年―1989年の1月7日のことです。
毎日新聞は全国紙で唯一、夕刊で「平成」と文字を掲載することに成功します。


それによって、前回の改元から63年後
雪辱を果たすことができたわけです。


ここまでをひとまとめにして、三元号をまたぐ大スペクタクルな物語があったわけですね。
いつの時代も人間はスクープに取り憑かれている生き物なんですよね。


今の元号である、「令和」にもさまざまな候補があり、それは公にされているので目にしたことがあるかもしれません。


この令和になるまでにも、色々なドラマがあったようですが、それはまた別な機会に。


12月25日は「昭和」改元の日です。
昭和生まれの皆さんはもしかしたら、
光文生まれの方々としたら、どう思いますか?
よかったら、教えてください。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
それでは。









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