餡ノ雲

あんのうん って呼びます

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10分で思考書き出しあそび

現代人の私、とても時間がない。たいてい描く理想像はほぼ勉強予定で埋まっているし、恐らくゆっくりnoteを書いている暇はないのだ。それでも何となく書き出したい思考のあれそれをどう処理してやろうかと考えあぐねていたのだが、先日模擬試験を受けた時に閃いてしまった。そうだ、時間制限をつけようと。 普段の私はあれこれ言葉を推敲しがちなのだが、結果的に要領を得ない呪物を生み出している感覚も否めない。だが、「10分で思考を書き出す」には言葉を選んでいる暇は無く、兎に角全てをありのまま伝え

    • 泣けない

      昨日の夜、泣こうと膝を抱えたっきり、今に至るまですっかり寝てしまっていた。カーテンは閉まっている。家に人が起きている気配はなく、個人的なnoteを書くのに適切な時機だった。 私は泣かない。泣けないといったほうが正しいのだろうか、どんなに辛くって一人で膝を抱える羽目になっても、どうしても泣けないのだ。「どんなに辛くって」だってまだ浅いと知ってるからだろうか、かつての私は毎晩自死してしまおうと決意を新たにするような人だったから。結局その時期を生き延びてしまったせいで、今もこうし

      • 雫になって、やがては万人のアイスクリームとなる貴女達へ

        学校というのは、又更に小単位の学級なんて言うものは、往々にして息苦しい。思春期の体調は厄介者、そしてテストだって、赤点を取れば足枷となる。 どれかなのか或いは全てが原因なのか、理由はなんだって別に責めたい訳じゃないから気にしないのだけれど、世の中には突然学校から離れる人々がいる。それも少なくはなく、大体1年間に全国で1%~2%は居るようで。(詳しく国家文書を確認したわけではないことをご留意ください) だからそういった子たちが私のクラスに居たってなんらおかしく無いのだ。ただ、1

        • いつか別れてしまうものだから

          髪が長いだけで、こんなに思考を支配されるなんて。 流石に平安貴族程ではないが、少々うっとおしくなるぐらいに、そう、バレリーナくらいには長い。(そういえばバレヱをやっているのかと聞かれることは少なくない。恐らくは顔立ちも関係しているのだろう)あんまりに長いものだから、下を向く度に首にぴったり沿うように髪が流れ落ちて、私が下を向くことを許してくれない。更に癖っ毛が災いして、先の方はすぐ絡まってしまう。ボブのときにはこんなことは無かったのになあ、と思いながら無心で髪を梳かす。梳か

        10分で思考書き出しあそび

          高校生活、モラトリアム、未熟なまま

          ― 外界に疎すぎて鬱 両眼は手の中で沈黙を貫く noteを一傍観者として眺めている時間が好きなにんげんだ。個々人の営みをただ見ているだけなのだけど、そこに一種のセラピー効果があるのか、対して変調もしてくれない日々に異分子として入り込む文字たちがとても尊いものに思えてくる。元々小説でもなんでも文字を摂取する行動が大好きだったのでnoteもそんな感じに楽しく読んでいた、私にとって文章は等しく愛おしむべきものだからnoteだろうがTwitterだろうが構わなかったのだけど、Twi

          高校生活、モラトリアム、未熟なまま