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静岡での断水に学ばなければならない。水を使わない携帯トイレを備える。

断水時に優先すべき水の使い方を考える

静岡県では、断水が続いています。
その原因は、取水口に流木が詰まったからとのこと。
一刻も早い復旧を祈るばかりです。

いま、静岡では給水車や巡視船などからの給水が行われています。
優先すべきは飲料水です。
手洗いや体を拭く水、歯磨きの水なども必要です。
生活に必要な水を確保することが大切です。

このとき、水洗トイレは、貴重な水をたくさん必要とします。
一回流すために数リットル必要です。しかも一日に何回もです。

これを人力で確保することは健常者でも大変で、高齢者や障害者にとっては、無理です。

すると被災された方々は、
水を飲むのを控えます。トイレに行くことを我慢します。

水分摂取を控えたり、トイレを我慢したりすることで体調を崩し、命を落とすことにもつながります。

実際、トイレを我慢して膀胱炎になった人が地元の病院を受診しています。
エコノミークラス症候群も心配されます。

取水口のトラブル、
配水管の損傷、
停電による断水、
排水管や下水道の損傷など

様々な要因により、水洗トイレは使えなくなります。
私たちは、そのときに備える必要があります。

貴重な水を有効活用するために、
携帯トイレを備えるという手があります。

断水した時でも安心、自宅のトイレで使える携帯トイレ

携帯トイレというのは、袋式のトイレで便器に取りつけて使います。
袋の中に排泄し、吸収シートや凝固剤で安定化させます。
自治体の確認は必要ですが、概ね可燃ごみとして回収・処理されます。

便器に水を流せればよいですが、そうでないときもあります。
応急対応として、ぜひ、備えてください。

災害用トイレガイド
https://www.toilet.or.jp/toilet-guide/product/list.html#group01

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排水設備等に問題がなく、水があるときは、バケツ洗浄という手もあります。その際は、洗浄タンクに水を入れるのではなく、バケツで流した方がよいです。

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具体的な携帯トイレ選びはこちら。


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