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詩、未満

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詩『星の王子さま』

詩『星の王子さま』

−もし、君が、午後の4時に来ることになっていたら、3時頃から僕は嬉しくなる−

不思議そうに首を傾ける君
私の大切な本を貸してあげる
明日の午後3時から、4時に来る私を待っててね

(詩)女の子

(詩)女の子

私の好きなもの

フリル レース リボン スカート

ロングヘア 巻き髪 ピンクの目元

あまい香水 甘いお菓子 あまいお酒

「女の子らしい」そう思ったでしょう?

私がひとつひとつ見つけて、箱に入れたの
私のために、私が勝手に

私は女の子でいるから
あなたはあなたでいなよ

離れていても

同じ空を見ていると 

遠くに居ても

同じ月を見ていると

だから僕らは繋がっていると言うけれど

同じ空なのに違う雲を

同じ月なのに違う影を

見ていることの寂しさよ