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ブリの煮付け

私は肉よりも魚が好きだ。

山育ちなので、スーパーでも海のものなんて高いのに、メカジキやブリやサワラを煮付けにして子供の頃からよく食べた。鳥の唐揚げよりも、魚の煮付けが好きな子供だった。でも、豚のしょうが焼き(我が家では「ステーキ」と呼んでいた)(軽く詐欺だ)とはいい勝負かもしれない。

煮付けにした魚をどうしても食べたくなって、今高い魚を買って、昨日は煮付けにした。

今回の魚はブリ。

魚の煮付けは、2度美味しい。

まずは、魚を煮る。

次にその残った煮汁で、ナスを煮る。魚を煮てよい出汁が出ていて、甘辛い味付けのおいしいナス料理が、煮汁をむだにすることなく、食べられる。

私の魚の煮付けの味付けは、母のレシピどおりだ。

比率で習ったけど、そのまま大さじで分量にしてもいい。

水 : 砂糖 : 酒 : みりん : しょうゆ
3-4 : 1 : 1 : 1 : 2
で煮汁をつくる。

煮汁を煮立たせてから、魚を鍋に入れる。落し蓋も忘れずに。簡単にアルミホイルでもいいし、クッキングシートで作ってもいい。

サッと煮えてきたら、魚をひっくり返して煮る。
中に火が通るまで、あっという間。

魚を取りだし、煮汁が少し煮詰まっているので、水を少し足す。水を足した分だけ、味が足りないところはしょうゆなり、砂糖なりで補充。

ナスは乱切りにして水にはなし、あくを抜く。

魚を煮た鍋にナスを入れて、ナスが柔らかくなるまで煮る。

冷えてもおいしい。

完璧!

魚はお腹が空くから、好きじゃないという人もいる。
と最近知った。

料理の仕方次第だと思うけど、確かに揚げ物や、こってりとしたソースに絡む肉(カレーとか)と比べると淡白で、お腹が空くかも。

でも、毎日毎食お腹がぽんぽこにいっぱいでないといけないという話はないし、時には、あっさりしたシンプルなものをしみじみ食べるのも乙なものだと思う。

魚の煮付けは、お腹の調子が今一つな時も大活躍。

消化もいいし、栄養もたっぷり。

高いブリを買った。煮付けを食べるのが楽しみで仕方がない。

いつ食べようかなあ。わくわく。
もったいながって、食べないうちに悪くなっては、元も子もないので、早く食べないと!

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