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地震直後の不安を減らすために、HSP気質の私が行った3つの行動

令和6年能登半島地震


昨日の地震の話題でニュースはひっきりなしにやっている。

私の住んでいる地域もかなり揺れた。5弱くらいだろうか。
大きな地震を経験するのは、これで3度目であるが心臓がバクバクとしてしばらく収まらなかった。(幸い被害は何もなくて良かった)

地震が起きた日の不安な夜

今回の地震は夜中でも余震が何度も来たので、夜寝ようと思ってもちょっとした揺れでも目覚めてしまう。
まだ大きな揺れが起こるんじゃないかと思って、緊張状態が続き目が冴えてしまうのだ。
HSPさんでここでぐっすり眠れるって人はいないんじゃないだろうか?

でも、これって人間が生き延びるための本能だと思うから。

眠れないほうが「普通」なのだと思うことで、少し気持ちが軽くなった。

不安を軽減する3つの行動

地震が起きた以上、不安やストレスを感じるのは当然だと思う。
しかし、「正常な危機感」を感じるのは良いが、「不必要なほどの過剰な危機感」を感じ続け、不安が止まらないのはメンタルにも良くない。
そこで、HSP気質の私が昨日行った3つの行動をここで紹介する。

①ニュースを見続けるのを辞める


→テレビやニュースの最新の情報を取ることは重要だ。だが、ずっと見続けているのは不安になってしまう。
何度も同じ家の崩壊する映像を見ても、自分の状況や被災地の状況が何か変わるわけではない。
もし、自分が不安になっていると思ったら、「いったんテレビを止めてみる」、「外に出て深呼吸をしてみる」などの行動をお勧めする。
本当に大事な緊急地震速報などの通知はスマホにも届くようになっている。どうしても見続けていないと不安になるのであれば、「〇分見たから〇分は休憩する」などルールを決めて、意識的に情報から離れる時間を取るようにするとよい。

②非常用の備えを十分にしておく


→大きな揺れがあった後は、何かあったらどうしよう…と不安が止まらない。ここで具体的な行動を起こして備えをしておくことで、不安を減らすことができる。
「スマホの充電を十分にしておく」、「寝る前ベッドの近くに防災用リュックを置いておく」、「倒れてきそうなものはちゃんと片付けておく」など…。
それもすべて終わったなら、あとは過剰に考えるのを辞めることだ。

いくら備えていたって、人間の力ではどうにもならないときはあると思う。自分でやれることをやりきったら、あとは天命を待つ。

③地震が起きるのはいつものことだと考える


→これは行動をいうよりは、私自身の考え方なので書くのは迷った。
ひとつだけ伝えたいのは「地震はあなたを殺そうと思って、発生しているわけではない」ということ。
地震が定期的に起こるこの地球という惑星に、私たち人間が建物や道路を作り、そこに仮住まいさせていただいているだけである。

人間にとって地震というのは「非常事態」ではあるが、地球にとってはそれが大きいか小さいかだけで「いつものこと」なのだ。

 この感覚を持ち続けることによって、地震のない当たり前の日常に感謝が出来るし、地震のときもパニックになりすぎず冷静に考えることが出来ると思う。

まずは自分を落ち着かせよう

HSP特有の細かいところに気づく敏感さは、災害の危険やトラブルから周りの人を守る能力として活用できると思う。
ただ、敏感に情報をキャッチするゆえに、不安になってしまい本来の能力を発揮できないのはもったいない。
だから、まずは自分自身の心を落ち着かせることが重要である。

最後に、今回の地震で影響のあったすべての人々が、これ以上苦しみませんように。早く安心して過ごせますように…。

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