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夢日記703 ~ マンションの菜園 ~

 とあるマンションの2階に、自由に家庭菜園をつくってよいスペースがあった。どういうしくみなのかは不明だが、2階の一部に土が敷きつめてあり、そこで自由に作物を栽培してよいことになっていたのである。

 同僚のYさん(約40歳・男性)がそこに興味をもち、すばやくニンジンなどを植え始めた。彼の作業が終わった後でようすを見てみると、彼は自分がニンジンを植えた場所の横に、目印のつもりなのか、両手で抱えるくらいのサイズの大きなビンを1つ置いた。それを見た私は、彼に告げた。

「ちょっといいですか? 私の妄想では、これ、火事になります。」

 私は、ビンに当たって屈折した光が1か所に集まるため、非常に危ないと感じたのである。Yさんを含めたその場の人々は、私の意見に賛同してくれた。そして、彼はビンを撤去した。私は、「特技『妄想』、たまには役に立つ」と、心の中で自分の特技を高く評価した。

 なお、私は、近くにあった使用されていないテーブルとイスをビンの代わりに設置することを提案した。Yさんを含む他の人々は、またしても私の意見に賛同してくれた。そして、テーブルとイスを設置したことで、全体の景観がよくなり、辺りには微笑ましい雰囲気が漂った。

                             < 完 >

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