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子どもの得意を伸ばす事がどれだけ難しいか

 今日、改めて感じたことについて少しだけ書いてみます。息子一人に対してさえ難しいと感じるのだから、学校の先生たちはそりゃめちゃくちゃ大変じゃないかってお話です。


1. 経緯

 今日は、午前中に年少の息子とクラスの子と近所の公園で遊びました。公園の構図としては、妻とお友達のお母さんはベンチで談笑。息子とお友達は砂場遊び。私は砂場で遊んでいる二人を見守る立場。
 それでまぁ、1時間半ほどずっと砂場であれこれしている二人を見ていると、どうしてもお友達と比べてできていない事が目についてしまう。いや、もちろん比べてみても遜色ないな部分もあるのですが、なんでしょうね、、、「ムムム、そこは違くないか?」みたいな、ムムムメガネがかかってしまう自分に気付いてしまう訳です。
 それだけではなく、その後解散してから行ったランチのお店でもたまたま同じ幼稚園の年少の子に会って'あの子は割り箸で、野菜までモリモリ食べているけれども・・・'みたいなダークネスな自分が垣間見える訳です。我が子は炭水化物のみ、スプーンとフォークで食べていたのでね・・・。

2. 改めて思ったこと

 もちろん我が子にも長所は沢山あります。まわりからよく「いつもニコニコで楽しそうだね」と言われたり、行動を見ていても常にアグレッシブだったり、困っている人に声をかけたり、何より凄く可愛いし、自分なりに頑張っているし・・・etc…
 けれども、瞬間的には優れている子どもと比較して「この子は劣っている」と診断をしてしまう自分が居た訳です。多分、学校でもその様な場面は沢山あると思っていて。'他の子と比べて発言しません'とか、'他の子と比べて騒がしいです'とか。「クラス全員の良いところだけを伸ばそう!」と思っても、そんなの子ども40人に対して1人の大人では絶対無理じゃないですか?僕は正直、厳しいと思います。だって、1人の子どもに対してもできないもの・・・。
 なので、本当に1人1人の個性を尊重しようと思うのであれば、組織として対応するなり、相当な覚悟が必要だろうなぁ、と考えた日曜日でした。個別最適な学びを、担任の先生だけの見取りでもって、果たして成長させられるのでしょうかね・・・🤔


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