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日本の受験絵画が核廃棄物な理由

日本の受験絵画が何故、核廃棄物レベルなのか?

ただ単に海外と比較して超絶クソだという事も言えますが

それだと外人呼んで、無駄に日本の良い所を褒める番組とそう変わらないので

高度な論理性をもって客観的に説明します。

日本の受験絵画とは何かと言うと、例えばデッサン力を確認する為に

ひたすら石膏と呼ばれるなんかギリシャ神話の像みたいな奴を鉛筆使ってリアルに描くテストだったり

後は決められた時間内に、絵の具を使って絵を完成させる。

その為の合理的な絵の具の乗せ方だったり、作り方の技術を学ぶ

とか、要するに写実的に絵を描く技術が日本の受験絵画Death。

日本だと、大体美術大学に入学したい、夢見がちな子達は、大体高校2年あたりから

美大入試に向けて、画塾と呼ばれる、デッサン力を上げる技術だったり、時間内に色を置いてそれっぽく作れる為の技術を学びに行きます。

要するに日本の美術大学は、より優秀な手書きプリントを出来る学生を求めているのです。

ここで、大きな疑問が生まれるのですが

それって何の意味があるの?

確かに、一部の超絶手書きプリントが上手な才能の人は、手書きプリンターとして人々に対して驚きを与えられます。

テレビとかで

「皆さんが今見ていた写真、実は手書きなんです。」

「えー!!」

見たいなノリで重宝しますし、そういった適性のある人には日本の受験絵画のシステムは大いに役立つし有用です。

所がそれは適正の話で受験絵画やれば、ある程度はそれっぽい絵を描けるようになりますし

そこそこの手書きプリンターになる事は出来るでしょう。

だけど多数は別にそんなに手書きプリンターの適正が無いので

寸分違わぬ、写真と見間違うような手書きプリンターになんかはなれません。

そして

写真のようなものが欲しいなら

写真を取れば良いし。

その写真を態々手書きプリントしたいとか言う特殊な性癖の人以外は

べつにプリンターつかって印刷すれば良くない?

それなら、態々人生の大切な2年とかを、手書きプリンターになる為の謎な訓練の浪費に費やさすにすみますしおすし。

と言う話なのです。

では何故日本はそんな超絶クソな、浪費を夢見がちな学生さん達に強いているかというと

大きな理由は

中の人達の思料が足りないから。要するにお馬鹿さんだからなのですが

もう一つは、前例主義。中々今までやってきた事をやめられな止まらない。

そして最後が、日本の美術大学がお手本にした学習システムが300年前のパリの写実主義だったから。

って事です。

だから日本は海外と比べて300年遅れているのです。

因みに海外の写実主義だったり、写実主義の教育システムは、もうとっくに廃れました。

理由は、写真が発明されて、庶民が写真を楽しんだり、嗜めるようになったから。

印象派が台頭して来て、殆ど誰も写実主義に興味を示さなくなった。

ようするにニーズが無くなったからです。

多分なのですが、日本はまだ写真とか、スキャナーが発明されていないし、誰もそれらの機材を持ってないからだと思うのですが

日本の美術教育は未だに学生さん達に手書きプリンターさせる事を教育をさせているのだと思います。

海外だと、ihponeとかスマホに写真機能が搭載されてて手軽に写真撮れたりしま寿司

プリントもコンビニで結構気軽に出来るのですが

日本にはプリンターもスキャナーもきっとまだ生まれて無いので、未だに300年前の意味不明な教育システムを使い続けています。

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