今朝の映画は【#護られなかった者たちへ】でした。
#Amazon Prime 鑑賞
※見出し画像引用 https://movies.shochiku.co.jp/

2021.10.01 公開

出演 #佐藤健 さん、#阿部寛 さん、#清原果耶 さん 他
原作 #中山七里 さん
監督 #瀬々敬久 さん
脚本 #林民夫 さん、#瀬々敬久 さん
主題歌 #桑田佳祐 さん
「月光の聖者達（ミスター・ムーンライト）」

#Filmarks では 、22.10.06時点では 3.8
私的には 3.7 …といった感じでしょうか。
（※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆）

とても、社会派な映画でした。
大震災、そして生活保護、
ここに焦点を置いた作品ですね。

ミステリー…でもあるとは思いますが、
それよりもやはり、、、
生活保護の社会的問題点…に
切り込んだ作品…と感じますね。


そしてやはり、
あの東北大震災を経験された方、
また生活保護を受けたり、考えたりされた方…
が観る場合と、

それを知らないでいる人間とでは、
この映画は響き方が
まるで違うもの…だとも思いました。


当事者意識で受け止めるには
実体験に勝るものは無く、
また実体験が無ければ、
到底想像力だけでは補えないものが
あるでしょうね。


「護られなかった者たち」
なるほど、そういう意味でしたか。

今もそうした人達が
この世界には大勢居ることを
他人事では無く、
自分のこととして、
受け止め、考えないといけませんね。

では、
ネタバレを含めて、、、、

あの、
パンの配給のシーンで
佐藤健さんが急にダッシュして……
パンにガッと行く、、、

あれは、
子どもが上手く受け取れなかった…から？
それを見て、激ギレダッシュ？？

あんなに衝動的に…駆け寄って……
までになるのは
なんでかなぁ？？？…ってのは
思いました。

でもそれも、
震災後の人々の気持ちに
実体験として深く寄り添えないから……
理解が乏しい、
のかもしれません。。。

阿部寛さんの
「汚名挽回しろ」のセリフで……

あれ？
汚名挽回って…誤用じゃなかったっけ？
って思って笑

停止してググってしまった。

名誉挽回、汚名返上、
そして汚名挽回…この使い方、
間違いではないようですね☆

えぇ、、、ただそれだけ、、、ｗ

清原果耶さんが……
あの２人を……かぁ、、、、

ちょっと、無理がある気は……
しましたね。

でも、
死体を引きずって…のシーンとか、
犯行の様子をしっかりと映像化されてたので、
「ま、出来たのね、、、」と
観ることは出来ました。

原作では、
円山というのは男の設定…だったようですね。

最後の阿部寛さんのセリフ……
あれは
「はいよ」だったのですね。

これも…２回観て…
「たぶん…はいよ…だな？」って思ったけど、
ググったら笑
知恵袋にちゃんと
月刊シナリオで確認された方の解答が
ありました。

腕時計のアラームがね、
死者からのメッセージのように感じて…
それに呼応する、
そんな感じでしたね。

はい。
とても良い映画だったと思います。
ちょっと……
緒形直人さんと瑛太さんの
市役所の人を
悪に仕立て上げ…過ぎ感が
気になったかな…ってのはあります。

その、緒形直人さんの声の大きさとか、表情とか、
はたまた
瑛太さんのささやく系の…喋り、、、な演出達、、、

原理原則に従わないと
やってはいけない行政側の立場…もあるでしょうし、
この辺、複雑ですが、
国や行政がそこまで悪い…的には
映さなくても良かったかなぁ…と。。。

国連からの勧告で……
申請が厳格化された…これもまた良し悪しが生まれたのだと。
だから
倍賞美津子さんが実の娘に連絡が行かないように
辞退した…わけですが、

あの瑛太さんの…
「辞退届もありますよ」って…
なんかこう…含み笑い的な感じで
そそのかす？じゃないけれど、誘導してる感……とか、、、

悪の市役所職員だった……感。。。
まぁ、
トラブった人間のファイルを分けてたり…もあったから、
なんとも言えないところ…ですけれど、、、

でも、
この作品の中では、、、
悪は居ないんじゃないかなぁ……と。

言い出したら、まず震災が悪である…し。
そして、、、
システム、制度の矛盾、政治の矛盾、、、みたいな。

なんかだから、
ちょっと殺された緒形直人さんと瑛太さん……は
そのまま善人として扱って殺されても……
良かったんじゃないかなぁ…なんて思ったり。

その方が
よりセンセーショナルでショッキング…だし。。。

なーんて思いました☆

とにかくこの作品は
平和なところに居た人間、居る人間には
響きは薄い…致し方なく薄い、、、

そういう作品では無いか？？と
思うものでした。

なので
私の感想なんて、、、薄っぺらい、、、

以上です。