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【正月太り解消】言葉でダイエット!?実践してみたら4kg痩せた

昨日のnoteでも書いたのですが、ある本を読んだら2ヶ月で4kg痩せました!

読んだ本は、『あなたはあなたが使っている言葉でできている Unfu*k Yourself/著:ゲイリー・ジョン・ビショップ』です。

ほとんどタイトルが言っているとおりなので、ぜひゲイリー・ジョン・ビショップさんの言葉で読んでほしいのですが、強烈に印象に残ったのは「自分が発した言葉に合わせて、それをゴールに逆算して脳が指令を出している」ということ。

これだけ聞くと「言霊? 引き寄せ?」ってかんじで胡散臭いですよね。しかし、少し前に脳科学者の中野信子さんの著書『科学がつきとめた「運のいい人」』や、橘玲さんの『スピリチュアルズ』を読み、同様のことが書かれていたので、妙な納得感があり、試しに実践してみることにしました。

日常で課題に感じていたこと

仕事や日常生活において、自分が思っている希望と逆のことを思ってしまっていることはないかを考えてみました。すると第一にダイエットのことが浮かびました。

それというのも妊娠出産してからというものの体重がなかなか落ちないことが悩みだったからです。

産後1年経っても、産前の体重まであと3kgが落ちず、キックボクシング、ランニング、食事制限などを試しました。何かを始めるたびに一時的に痩せたりするも、少しでも痩せると必ず暴食の波がきて、元の体重になってしまうんです。

もしかしたら「痩せない」と刷り込んでたかも

本を読んでから、体重やダイエットについて自分で思っていたことを思い返しました。

  • 加齢で痩せづらくなっている

  • 運動を増やしてもすぐに体が慣れて痩せない

  • 筋肉がつきづらい体質だから痩せない

  • お酒を飲んだら太る

  • タンパク質が足りなくて太る

  • ジムをサボったら太る・・・

今思うと、長きにわたるダイエットで増えた知識で、より情報の信憑性が増し「絶対に痩せない」「すぐに太る」ことを自分に刷り込んでいっていました。

実際に試したこと

具体的には下記のようなことを思うようにしました。

「キックボクシングに行けなくても太らない」

3年前からキックボクシングジムに通っています。基本的にレディースクラスに行っていて、私が通えるのは週3枠です。

しかし、自分や家族の体調不良、仕事、ジム都合のお休みなどが重なると、1~2週間通えないこともあります。

そうすると、「キックボクシングに通えていないから太る」→「通えていないのにUber eatsを頼んでしまったから太る」→「運動もできてないのに飲み会にいってしまったから太る」→「今は体重に反映されていないけど今筋肉が脂肪に変わっていっていて翌月以降で絶対に増える」と思考がめぐり、結果的に通えない1〜2週間で2kgは太っていました。

いい感じに減ってきていた時に限って、必ず「通えない」状況になり、太る。

本を読んだ直後、体調を崩し2週間弱は通えなそうだったので「今までしっかり通ってきたから、少しくらい休んでも太らない」と強く思うようにしました。

すると、太るために脳が調整するのをやめたのか暴食がおさまり、通えなくても太りませんでした。

「カロリーが高いものはたくさん食べられなくなった」

私は「風邪でもまったく食欲が落ちない」「海外旅行で周囲が胃を壊しても食べ続けられるほど胃が強い」などと、ちょっとやそっとじゃ痩せないということを周りに公言していました。

そのため、今は逆に「加齢で重いものはたくさんは食べられなくなった」と言うようにしました。すると、脂質たっぷりのものが胃に入っていくことが快感だったのが違和感に変わりました。その結果、好んで食べていた揚げ物、油ものはたくさんは食べなくなりました。

「お正月も普段と同じ。別に太らない」

同様に「正月休みは絶対太る」と思うのをやめました。これまではこの言葉に脳が辻褄を合わせていたのか、三食の間もお酒やつまみ、おやつを食べていました。

今年は、3食の他は特に食べず、子どもに合わせて早寝早起きをし、実家では積極的に母の手伝いをしたことでむしろ1.5kg減りました。

気づいたこと

食べ物のことを考えるのをやめた

これまで、ダイエットをすると余計に太っていた理由に気づきました。それはダイエットをすることで結果的に食べ物のことばかり考えていたからでした。

具体的には、

  • タンパク質を増やそう
    →「朝タンパク質たりなかったな。昼何食べよう?」

  • カロリーを減らそう
    →「低カロリーでお腹に溜まるものってなんだろう、調べよう」

  • 食事制限
    →「お腹が空いたな。ダイエット中に食べられるお菓子を調べよう」

というようなことを考えていました。こんなに食べ物のことばかり考えていたら、そりゃ痩せないなと。

これに気づいたのは、垣谷美雨さんの『あなたのゼイ肉、落とします』を読んだこともあります。作中、ダイエットに悩む女性が複数出てくるのですが、みんな「たくさん食べていないのになぜか太る」と思っているんです。でも、もちろんそんなことはなく、読了後はこんなに食べ物のことで頭がいっぱいだったらそりゃ太るよな〜と思ったので、自分も食べ物のことばかり考えるのをやめました。

週単位で最大体重、最小体重を記録

体重で一喜一憂することも「痩せない自分」へイメージが繋がりよくないと感じました。そこで、「太ったり痩せたりするのは普通」ということを自分に言いきかせるために、体重を計るのは毎日ではなく2〜3日おきにして週単位で最大、最小を記録しはじめました。株のローソク足チャートのようなグラフにつけることで最大が増えても最小があまり変わらなければいいと思えますし、振り幅はあっても大きな流れで下がっていくイメージをつけています。

そして週単位にしているのは『めんどくさがりの自分を予定通りに動かす科学的方法』で読んだ「スタートアップ効果」をつかうためでもあります。スタート直後にやる気になる行動科学を使った方法で、週毎にスタートをつくることで中弛みせずに取り組めます。

月0.25kgだけ痩せようと思って過ごす

短期間に多くの体重を落とすことをイメージしていると、0.1kgでも太るとショックを受けます。そのため1ヶ月で0.25kg、1年かけて3kg落とす気持ちで過ごすことにしました。

天邪鬼なのもあり「頑張りすぎないで」と言われると「もっと頑張りたい」と思う自分の性格を利用して、この目標にしました。

すると、みるみる体重が落ち、現在2ヶ月で4kg痩せました。

ダイエットをすると、どんどん自分ルールがきつくなり「できていること」がたくさんあっても「できていないこと」が一つでもあると自罰的になりがちです。この「自罰的」で「自分を責める感情」がダイエットの敵だと気づきました。自分をほめたり甘やかしたりしながら、楽しく長く続けられることを意識しています。

ダイエットや、習慣を変えたいと悩んでいる方にぜひ読んでほしいです!

紹介した本

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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