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ALONES ~孤独の集会~

人間って考えれば考えるほど不思議な生き物だ。

たまにどうしようもなく自分の事を棚に上げてこの人間界の蚊帳の外から人間を観察している自分がいます。

おそらく人間のことを不思議と思うのは、あらゆる生命体の中で唯一感情が宿っている事と、己の死を自覚している生き物であることが起因していると考えられます。

今回の写真集のタイトル「Alones」は「孤独」という意味の「Alone」を複数形にすることによって「孤独の集合体」を意味する造語です。↓↓↓↓↓

人はみな孤独である事が前提として考えながら写真を見ると、人はあらゆる感情で他の人と接している事が分かります。

その感情の多様性ときっかけを考えると、どうしようもないというか、なんともやりきれない気分になります。

人はみななにかしらの病気を抱えて生きていると思います。

最近は海外の人種差別的なニュースをよく見ます。人種差別をする人自体が客観的に世の中や自分を見ることができない病気にかかっているように見受けられます。

病気がうつるという言葉通り悪循環が回り世の中が悪いほうに傾いていきそうなところ必死に食い止めようとデモを起こす人達。それ自体はいいと思いますがそういう環境下でついやりすぎてしまう人たちがいたり。

こういったあらゆる感情がうごめく人間の世界では、それを先導する影響力のあるリーダーの存在というのは確かに必要なのかもしれないと思う今日この頃です。

まずは自分をよく知ることが相手への理解につながるから、一度自分なりの孤独を体験することが第一歩かなと思います。

本日は以上です。それではまた。



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