アマビエは詐欺から生まれたかもしれない
今更アマビエ?
まぁハロウィンだし、多少はね。
アマビエの定義
このあたりは皆さんご存知だろう。
もちろん、なぜ流行ったのかも知っているはずだ。
例のウィルスのせいである。
アマビエの資料
今更そんなことを記事にするんじゃあないよと思うかもしれないが、話はここからだ。
アマビエの資料についてはご存知だろうか?
覚えている人もいるかもしれないけど、アマビエは瓦版に登場する。
瓦版というと江戸時代の簡易的な新聞みたいなものだ。
内容は災害情報やゴシップ記事がメインとなっている。
実はアマビエに関する資料は1つの瓦版しかないんだ。
地元とされる熊本県にもアマビエの資料はないし、伝承も確認されていない。
これはいったいどういうことだろう?
ここでその瓦版を見てみよう。
久しぶりに見たけどすごいインパクトだ。
右半分には以下のことが書いてある。
ざっくり要約すると以下の通り。
『これから6年間は豊作になるけど、疫病も流行るよ。
私(アマビエ)の姿を描いてみんなに見せておけば安心だ。』
アマビエの正体
これまでのことをまとめてみよう。
・アマビエに関する資料は瓦版だけ。
・アマビエの姿を見れば疫病も安心。
この2点から考察できることがある。
アマビエは瓦版を売るためだけにでっち上げられた妖怪である。
ということだ。
ほとんど詐欺じゃないかと思うかもしれない。
けど瓦版のことを思い出してほしい。
主に災害情報やゴシップ記事がメインなんだ。
中には未確認生物(人魚など)の目撃情報が掲載されることもあったらしい。
僕たちがUFO、ネッシー、ビックフット、スカイフィッシュ、モケーレ・ムベンベを楽しむように、江戸時代の人たちもこういったものに興味があったんだ。
僕たちが想像しているキャラクターたちも、未来では思いもよらないバズり方をしているかもしれない。
それにしても、アマビエが詐欺被害防止のキャラクターになっているのは少し皮肉だなと思う。
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