こんにちは・こんばんは！
万歩計をインストールし、いよいよ本格的なウォーキングを開始したのが2021年2月中旬。手探り状態ではあったものの『手応え』も感じながら徐々にウォーキングにのめり込んでいきました。

『手応え』と書きましたが、それを感じられる出来事が2つありました。
まずは3月の頭。この年、つまり2021年の頭にあったことと言えば2度目の緊急事態宣言の発令。当時は例に漏れず在宅ワークの導入や本社で部内全員揃っての会議やミーティングが中止となり、宣言下の約2ヶ月は本社に行く事がありませんでした。3月に緊急事態宣言が解除となり、2ヶ月ぶりに本社に出社したら、事務所の人から「だいぶ痩せたね」と言われました。また「小顔になってる」とも。当時、成果については全く自覚していなくて、たった2ヶ月でもそこまでの効果があったと知り、とても嬉しく思いました。と同時に、俄然やる気が出てきたのです。
もうひとつは、そこから更に約1ヶ月後。前日の夜にヲタ仲間とLINE通話をしていて、流れで「海が見たい」という話になって「あ～、確かに久しく見ていないなぁ」なんて話をしていたのですが、その翌朝、意気揚々と早朝ウォーキングを敢行し、荒川を南下。付近に住んでる方はご存知かも知れませんが、河川敷を歩いていると『海まで〇km』と書いた杭が500m～1km置きに立てられていて、暫く歩いてると、ふとその杭が目に飛び込んできました。その時はまだ『海まで8km』くらいだったと思います。
「まさかね…」
いくら前日に話していたとはいえ、当時の私にとってはまだまだ遠くに感じる距離でした。まぁ、せめてあと3～4kmほど歩いたら引き返そうかな、なんて考えていたけど、逆に足取りは軽くなる一方。『あと2km』辺りまで来ると「このまま行っちゃえ！」という思考になっていました(笑)。
そして…

海に到着しました(笑)。
まさか前夜に「海が見たい」って話をして、そのまま翌朝に海まで歩くとは、我ながらぶっ飛んでるなと思いました。でも本当に自信を手に入れたのは帰り道。海まで来たとはいえ、距離にすると十数km。その距離なら休みの日に歩いてました。そこで帰りは来た道と違うルートを通ろうとして、今度は中川沿いに歩きました。

この中川は結構な曲者で、右へ左へと蛇行しているので、かなり時間は掛かったけど、見覚えのあるところ(平和橋の辺り)に着いたところで万歩計を見ると26kmに達してました。このまま最短ルートで帰ると追加しても2km程度。どうせなら30km目指そうと、少し遠回りをして地元に帰還。ついに30kmの大台に乗りました。
実は20代半ば頃、仕事で上野に行き、当時住んでた春日部(駅は武里駅)まで歩いて帰ったことがあります。この時もほぼ30kmあったのですが、仕事帰りというのと、仕事で使う荷物が重かったのもあり、帰宅時は疲労困憊で、更にその後2日間はまともに脚が動かなくなりました。幸い連休を取っていたのですが、休み2日目に浦和にいる友人と遊ぶ約束をしていたものの、歩くのにも四苦八苦。階段は両手で手摺に掴まり、片足ずつ登り降りするという体たらくでした。でもこの時は体力的にも余裕があったし、次の日も平然としていたので、かなり自信がつきました。
それと同時に、約一ヶ月後にあるGWで何か大きな目標を立ててみよう、どこか遠くまで歩いてみようと思ったのです。そこで候補地にしたのが船橋市にある『ふなばし三番瀬海浜公園』
潮干狩りでも有名なところです。しかも、最短ルートを歩くのではなく、せっかくだから今度は江戸川を南下してみようと考えました。加えてGWの5日間の休日でトータル100km歩くという目標も立てました。
中でも遠出となる船橋へのウォーキングは、連休中の天候、気温などを直前まで探り、最終的に決行日を5月3日としました。この日の最高気温は20℃で晴れ予報。最も気温が低い日であり、身体への負担が小さい日を宛てがいました。

約20年前、唐突に歩いて運動不足を痛感した凡そ30kmの道のり。半年ほどではあるけど、歩く習慣を身につけ、それを本格化し、再び挑んだ同じ距離を平然と歩ききった事で得た自信。それを確信に変えて更なる飛躍を果たす。そんな目標を胸に迎えたGW。果たしてその決意はどう形になるのか。次回その様子をお伝え出来ればと思います。
それでは(･ω･)ﾉｼ