明日はきっと
何が悲しいのかと言われるとよく分からないが、沈んでいる。
無力感というか、やるせなさというか。
何のために頑張っているんだろうというような気持ちになりかけているところをギリギリで保っていたのに、ほんの少しの棘のある言葉で糸が切れてしまった。
直接嫌なことを言われたわけではない。
でも、今の私にとっては十分な威力のある言葉だった。
連日の疲れもたたってか、気持ちをどう切り替えたらいいか分からなくて逃げ込むようにコンビニに向かった。
こういうときくらい、甘いものを食べても許されるだろうと思って迷わずスイーツのコーナーに。
本当はシュワシュワしたサイダーを飲みたかったのだけど、あいにく口内炎ができている。これ以上口腔内を刺激するのは危険なので自粛。
迷いに迷ってカスタードワッフルを手に取った。
これにコーヒーがあれば大丈夫そう。
直感的にそう思った。
なんかもう全然うまくいかなくて、やってもやっても抜け出せないアリ地獄みたいな所にいるのだけど、それでもワッフルは美味しくて、甘いものを食べたらほんの少し満たされた。
こうやって自分を騙しながら、糖分にたよりながら、どうにかやっていくしかないんだろうな。嘆いていてもしょうがないので、食べたら今日はゆっくりお風呂に浸かって明日に備えようと思う。
これを聴きながら、おまじないのように「明日はきっと…」と呟いていた。
そのお気持ちだけで十分です…と言いたいところですが、ありがたく受け取らせていただいた暁にはnoteの記事に反映させられるような使い方をしたいと思います。