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オーストリアのカフェとお菓子のこと 《クリスマスを待つあいだ06》

オーストリア、とくにウィーンといえばカフェ文化。
ということで、当時2003年もそれぞれの町でカフェに行くことを楽しみにしていた。
といっても珈琲目的というより甘いものもなくては、ということで、カフェ・コンディトライ(カフェとパティスリーを併設したお店ということらしい)がメイン。

ウィーンの有名なカフェ、ツェントラルは混んでいて入れなかったけれど、オーバーラーという店でティータイムすることができた。

アドベントの期間だったのでガーランドが素敵だった。
お店前もツリーがあって素敵。
(写真がボケてるのはスキャンじゃなくて、フィルムをカメラで撮ってるから~)

ウィーン美術史美術館のカフェのところでも書いたけれど
当時は飲みものを撮ることにしか興味が無かったらしい。
ケーキが前面に出ている写真が1枚もない!

オーバーラーで食べたのは、チョコレートケーキの中になにかマシュマロのようなものが入ったものだったらしい(写真のうしろのほうでボケてるやつ・・)。
飲みものは、好きでよく頼んでいたメランジェ。カプチーノとかカフェラテのようなものかな?
いま検索していて初めて知ったのだけど、このお店のケーキはかなり美味しいという評判だったらしい。
もちろん実際美味しかったし、素材にもこだわっているそう。

ザルツブルクで良かったのは、フュルストというお店。
確か2階がカフェで、1階はパティスリー。
エーデルワイスの形のチョコレートや、モーツァルトの丸型チョコ・モーツァルトクーゲルンなど、お土産にしたいものがいろいろ売っていた。

ブルー、ホワイト、シルバーの色合わせが洗練された雰囲気。
シュトレンもおしゃれ。おみやげに買って帰った。
モーツァルト・クーゲルンは数個入りの袋のものと、
ひとつづつリボンがついているお土産によさそうなものとがあった。
これもお土産に日本に持って帰ったエーデルワイス型のチョコ。

お昼どきだったせいかもしれないが、フュルストでお茶をしたときはとても空いていて、まわりを気にせず写真が撮れた。
そしてやはりケーキは後方でボケている・・・。
一番下がさくさくのクッキー生地、その上がスポンジケーキで、いちばん上に苺のゼリー寄せが乗っている。
甘すぎず、かなり美味しかったらしい(覚えてないけど)。

写真はないけれど、もう一ヵ所ガイドブックに載っているザルツブルクのカフェ・トマセリというところに夕食後、コーヒーが飲みたくなって入ってみた。
ここでは「やっと、アインシュペンナー」と日記に書いてある。
コーヒーの上に生クリームがのっていて、日本でいうウインナーコーヒーというやつ。現地でそんな名前のコーヒーはないけれど。
そこは黒服のウエイターさんが対応してくれるカフェ。滞在の最後にやっとそういうカフェに入ることができた。

オーストリアといえばザッハトルテ。
ホテルザッハとデメルでザッハトルテをめぐる争いがあったのは有名な話。
現地でザッハトルテは食べなかったし、お土産にも買わなかったけれど、ホテルザッハのお菓子やさん(というかショップ?)に行ってみた。
そこで王道のザッハトルテではなく、アンナ・ザッハー・シュニッテという、やはりチョコレートケーキの箱入りのものがあったので、それを日本に持って帰ってみた。

かなり楽しみにしていたのだけど、これが、、、不味かった・・・。
なんだかパッサパサだったのよね~・・・。
いい感じの箱入りだったのに、本当にガッカリした。

最後に。ウィーンで買ったエリザベートのチョコはこんな感じ。

以上、2003年のオーストリアのカフェとお菓子のはなし。
いまの旅の参考にはならないと思いますが
変わらずあるものも、きっとあるかな?

ウィーン美術史美術館のカフェのことはこちら。


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