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お酢で解決できる?!疲れたからだの回復法

11月も後半になりました。寒さもですが、忙しさも増していませんか?
知らず知らずにたまってくるのが、疲れです。
疲労回復には十分な睡眠とバランスの取れた食事、ゆとりのもてる時間等が必要です。わかってはいるけど、現代人にはなかなかできないもの。
今回は、お酢で解決できる疲れについてご紹介します。


1.あなたのお疲れの原因

疲れには様々な原因があります。
主なものとして次の3つです。

  • 運動やからだを動かす作業による筋肉疲労

  • ストレスまたは勉強や仕事等による脳疲労

  • 季節による疲労

筋肉疲労は、特定の筋肉を長く使い続けることで起きます。
デスクワークも長時間同じ姿勢で作業するので筋肉が凝り固まりやすく、
疲労に繋がります。

脳疲労は、程度の差はあれど無い方は少ないかと思います。
過重労働や人間関係等、いずれも脳を酷使することが原因で起こる疲れです。
脳疲労を起こすと、脳は覚醒し続け過活動な状態になるため
うまく眠ることができません。
睡眠不足は、肉体疲労にもつながっていくのです。

季節による疲れは、寒暖差疲労とも言われます。
私たちのからだは体温を一定に保つようにできています。
寒暖差が大きいと、体温の調整をしている自律神経が過剰に働き疲れがたまります。前日との気温差、一日の最低気温と最高気温のが7度以上あるときに
起こりやすくなるようです。

2.お酢で解決する疲れ

これらの疲れの中でお酢で解決するものは、からだをよく動かして疲れたときに起こる筋肉疲労です。
なぜなら、体力を使うときにエネルギーの供給をたすけてくれるのが
お酢に入っている酢酸の働きだからです。
酢酸は米酢や黒酢等、お酢の種類問わずに入っています。
また消費されたエネルギーは、糖の一種であるグリコーゲンです。
お酢を糖分と一緒に摂ると、ブドウ糖からクリコーゲンがスムーズにつくられ疲労回復効果が期待できます。

3.今日から試せる。お疲れ回復メニュー

疲れていると、ご飯を作る気にならないかったり、早く休みたいと思いますよね。朝もスッキリ起きられないこともあります。
筋肉疲労に効果的なお酢ですが、
食材の組み合わせによっては他の疲れの回復にも期待できます。
例えば、ストレスにはビタミンを含む緑黄色野菜や果物、ポリフェノールを含むお茶や赤ワインを摂るのがおすすめです。

野菜ジュースとワインビネガー


野菜ジュースや紅茶、赤ワインに小さじ1杯程度のお酢を入れてみましょう。
サラダにドレッシングをかけるのもいいですね。
野菜や紅茶には相性抜群の「純リンゴ酢」または「ワインビネガー」がおすすめです。
また季節の疲れには、旬のものがおすすめです。
春なら「新」のつく野菜、夏は体の熱を外に出してくれるきゅうりやトマト、ゴーヤなど。秋は穀物・イモ類・サンマやサバなど、冬はからだを温める根菜類や生姜などがおすすめです。
旬のお野菜は「すし酢」を使ってピクルスはいかがでしょうか。

ミニトマトのピクルス


すし酢には糖分と塩分が入っているので、簡単に美味しく仕上がります。
切って(野菜によっては、茹でることが必要です)漬けるだけ。
焼いたお肉の付け合せにもなります。
お魚は手間がかかりますが酢漬けがおすすめですが、小魚をつかって酢の物でしたら気軽にできますよ。

最後に筋肉回復メニューをお伝えします。
筋肉の疲労回復には、ブドウ糖やタンパク質の摂取が効果的です。
そこでおすすめなのが、「甘酒ソイビネガー」です。
これは冷たくしても温めても美味しく、生姜やシナモンなど入れるのもよいアクセントになります。
また腹持ちがいいので、朝ごはん代わりにもなります。


写真のお酢は富有柿柿だけでつくった柿酢




 材料(1人分)

  • 甘酒(そのまま飲めるタイプ)…コップ半分くらい

  • 豆乳(成分無調整)…コップ半分くらい

  • お好きなお酢(調味されていないもの)…小さじ1

 作り方

上記の材料をコップに入れて混ぜたらできあがりです。
甘めが好きな方は、甘酒を多く入れてください。
ただ甘酒も糖分にはなりますので、摂りすぎには注意です。
使うお酢は「純リンゴ酢」「ワインビネガー」「黒酢」がおすすめです。

4.お酢選びの注意点

りんご酢だけでもたくさんあります。

飲み物だったら、「飲めるタイプのお酢」でいいのでは?と思いますよね。
市販のドレッシングや調味されたお酢という選択肢もあります。
美味しければなんでも良いのですが、ここで注意したいのは原料です。
裏の表示をチェックしてください。

  • 原料(米、りんご、リンゴ果汁、ぶどう、ワインなど)

  • 原料(〇〇酢、米、りんごなど)、砂糖、はちみつまたは果汁

  • お酢、砂糖、塩、

  • お酢、砂糖、塩、油、香辛料

上記のようなシンプルな材料のものでしたら、おすすめです。
添加物が入っているものを摂っても健康目的としては疑問ですよね。
市販品にはなるので、自分で料理をするときよりは甘めや濃いめに作られてたりしますので味を見ながら調整してみてください。

「ちょっと疲れたな」と思ったら、ぜひお酢を活用した飲み物や
ご飯に挑戦してみてください。
ついつい即効性のあるエナジードリンクを選びがちですが、
継続して摂ると体に負担がかかると聞きます。
昔から健康によいとされてるお酢でしたら、安心して続けていけます。
お酢の効果はじわじわ効いていきますので、
楽しみな習慣になるといいです。

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