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3人制バスケ「3x3」現場でトレーナー活動したい人達へ向けての情報発信

✅記事にしようと思ったきっかけ

先日、私のSNSのDMで「3x3現場でトネさんにケアしてもらうメリットはなんですか?」という質問を戴きました。(ありがとうございます!🙇)

やりとりしていく中で、3x3現場で活動するトレーナーの情報ってネットでヒットしてこない事に改めて気がつきました。実は2017年に私もどこかのチームでトレーナー活動したいと思い、つても何もない状態から色々探したのですが見つけられませんでした。現在もプロリーグに参加してるチームのHPやSNSを確認してみても活動に関するオープンな情報がほとんど出てません。そこで、私がこの5〜6年ほど現場ケアで得た経験や感じたことをトレーナー・治療家さん向けに記事にしました。

記事の内容は技術的な事より現場での選手との向き合い方立ち位置ケアへの組み立て方・予備知識についてが大半です。私は「アスレティックトレーナー」ではなく「治療家」として現場にいますのであくまでも「治療家視点」の発信です。治療家だらこそわかるトレーナーの問題点やトレーナーじゃないが故の治療家の問題点。異論反論様々な意見がでると思いますが、現場で少しでも役に立てる情報があれば活用してもらえたら嬉しいです!


▶︎自己紹介

はじめまして。
治療家の刀袮基樹(とねもとき)と申します。

簡単に経歴をご紹介です✏️
・10代20代ヴィジュアル系バンドでギターを弾く
・32歳で医療を志し国家資格取得の為に進学する
・在学中に整形外科・整骨院で研修・卒業後、整形外科→整体院勤務、6年務める
・22年、退職しフリーの治療家として活動を開始

今後の人生目標:喜ばれる存在になる事

元々は音楽業界でギターを弾いててその後アーティストマネジメントやら制作やらをしておりました。人間関係・健康・震災、色々な事があって音楽業界を見限り医療を志しました。


▶︎3x3現場での活動履歴

2017年末頃からシーンに携わり始めました。きっかけは応援してる選手が疲労であまりにお粗末なプレイをしてるのを観て「トレーナーやチームは何やってんだ!?」という怒りにも似た感情が芽生え居ても立ってもいられなくなったのが始まりでした。そして実情にも唖然としましたので後述します。

日本代表選出選手・アンダーカテゴリー・外国籍・Bリーガーなど様々な選手とご縁をいただきながら活動していく中で、2020年・2021年に「Utsunomiya BREX.EXE」さんとのご縁をいただき、日本一の現場を2度も経験させてもらいました。特に2021年のプレイオフの現場は2度と経験出来ない(したくない)1日になり、その日の経験は自分のケアスタイルに確固たる自信となりましたね。https://note.com/visui/n/n65a4f987b3fd (2020年)

2021当時の気持ち(私のFacebookより)

▶︎セルビアへ渡欧🇷🇸

日本一を経験させてもらったことで自然と気持ちが世界に向いていきました。ワールドツアーマスターズを観てて日本の3x3と全然違う。世界一の選手達のケア現場を経験できれば3x3シーンにおける自分の立ち位置がどこにあるのかを知れるのではと考え、当時世界ランキング1位のセルビア共和国🇷🇸のNoviSad 、Limanへケアをしに単身渡欧してきました。
(この話はまた別記事に書きますね)

Team LIMANの選手スタッフと

以上が私が3x3の現場での経緯です。
そして次の目標は「日本チームの世界一」です。
お偉い様、日本代表チームに呼んでくださーい!


✅いただいた質問について

▶︎私のTwitterInstagramからケアのお問合せのDMを戴きました。

Q.「トネさんに現場でケアをしてもらうとどんなメリットがありますか?」
A.「試合を重ねても圧倒的に身体が軽い状態で試合に挑める事が出来る様になります

ありきたりな回答なのですが私がこの5〜6年ほど現場ケアしてきて何回も精査してきた結果、以下のプロセスを踏まえた上で初めて成立する回答だと確信をもって提言します。

・様々な背景を把握理解する
・短時間で症状解決するスキル/技術がある
・選手との信頼関係の構築が必要

本文では私の考察や様々な実情などを交えながらお伝えしていきますね!


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